新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

ウィンドウズ ビスタがやって来た!

2007-02-06 08:20:53 | パソコン豆知識
ウィンドウズの新バージョン『ビスタ』が発売されて一週間。当教室でも体験用に一台だけ、ビスタ環境を作ってみました。XPの環境も残しておきたかったので、同じパソコンでXPもビスタも両方使えるようにしてみました。ただし、ビスタをインストールできる最低条件を満たす準備がいろいろありました。
まず、ビスタをインストールするハードディスク。一つのハードディスクには異なるバージョンのウィンドウズは共存できません。でも、ハードディスク内に間仕切りをして二つの部屋に分けると最初の部屋にXPを残したまま、二つ目の部屋にビスタをインストールできます。ハードディスクを部屋に見立てて、そこに間仕切りを作ることをパソコン用語で「パティションを切る」と言います。そのパティションを切るソフトウェアが1980円。
次にメモリーの増設。メモリーとはパソコン内部の作業机だとイメージしましょう。広いほど作業が快適で問題が起きにくい道理です。512MBのメモリー増設で11800円。さらにビスタのグラフィック機能に対応するグラフィックボード。教室のパソコンにはグラフィック機能は申し訳程度にしか付いていません。このグラフィックボードに12800円。メモリーやグラフィックボードの取り付けはパソコンの箱を開けなければいけませんが、作業自体はそれほど大変な作業ではありません。
そして、最後にウィンドウズ ビスタ ホームプレミアム版が31290円。締めて、57870円也。それなりの出費になりました。インストールには40分ほどかかりましたが特にトラブルはなく終了。生徒さん用のパソコンは当分、XPのままですが、ご関心の向きにはビスタも試していただけます。