新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

心当たりはありません

2016-07-04 11:12:02 | パソコン豆知識
10年ほど前にはハガキや封書の郵送で届くことの多かった架空請求。私自身も『料金未納分の最終通告書』だの『海外宝くじの当選通知』だのという怪しげな通知を受け取ったことがあります。先週の授業で郵便物の現物をお見せしましたね。最近は費用の掛かる郵送でなんてことはありませんが、架空請求そのものはやり方を変えて健在です。
6月21日に私のSMS、ショートメッセージサービス(携帯電話番号を利用した文字数制限のあるメール)に入ってきた架空請求が本文下のスマホ画面の画像です。内容の文章はかなり下の方ですからスクロールしてください。有料動画を閲覧したので費用を払いなさい。支払いなき場合には法的処置を取ります、という文面自体はお定まりの内容。こんな内容の連絡が来た場合、心当たりのない場合は比較的、冷静でいられると思いますが、心当たりのある場合でも深呼吸して落ち着いて文面を見てみましょう。支払いを要求しているのに支払額の記載もないなんておかしいです。恐らく2週間を経過した現在では記載されている電話番号は利用できないと思います(摘発を逃れるため短期間で変更している)。
この手の通知は、特定のあなた個人に向けられたものではないと知っておきましょう。敵が何千、何万と送った通知の一つが偶然あなたの電話番号やメールアドレスに合致してしまっただけです。ですから対応は「無視して削除」です。決して問い合わせの電話などしてはいけません。東京くらしWEBのサイトもご参考に。