カンボジア映画の『シアタープノンペン』を観てきました。1975年から4年近く続いた『ポルポト』という人物による悪夢のような時代に翻弄されたカンボジアの人々。奔放な現代娘が自らの両親の秘密に出会う中で、時代に蹂躙された人々の数奇な運命と哀しみを知るという物語。
ちょっとだけ当時の歴史を知っておくとこの作品の理解を助けます。ものすご~く簡略に記すと、1975年に『ポルポト』という人物が率いる原始共産主義グループの『クメール・ルージュ(カンボジア人のことを人種・文化的にはクメール人と呼び、ルージュはフランス語で赤、共産主義のこと)』が権力を得て都市住民を農村へ強制移住させた上で知識人の虐殺を進めます。あらゆる文化を否定して、階級差も貧富の差もなかった原始時代に戻ろうとした結果、当時のカンボジアの人口、約750万人の内、虐殺された国民の数は二百万人とも三百万人とも言われる大虐殺の時代が現実に起こってしまいました。ご関心の向きはこちらのサイトもご参考まで。
『シアタープノンペン』は神保町の岩波ホールで7月29日(金)まで上映中です。
ちょっとだけ当時の歴史を知っておくとこの作品の理解を助けます。ものすご~く簡略に記すと、1975年に『ポルポト』という人物が率いる原始共産主義グループの『クメール・ルージュ(カンボジア人のことを人種・文化的にはクメール人と呼び、ルージュはフランス語で赤、共産主義のこと)』が権力を得て都市住民を農村へ強制移住させた上で知識人の虐殺を進めます。あらゆる文化を否定して、階級差も貧富の差もなかった原始時代に戻ろうとした結果、当時のカンボジアの人口、約750万人の内、虐殺された国民の数は二百万人とも三百万人とも言われる大虐殺の時代が現実に起こってしまいました。ご関心の向きはこちらのサイトもご参考まで。
『シアタープノンペン』は神保町の岩波ホールで7月29日(金)まで上映中です。