さとし & まさとし

さとし&まさとし はとっても仲の悪い親子

ミニボートな日 vol.27

2015年09月21日 | ミニボート
仲の悪い親子です。

昨日は船外機(トーハツ社製2馬力 4ストローク MFS2A)をメンテナンスしました。

今回は「シフトレバー+キャブレータ」です。

シフトレバーが段々重くなり、力を入れないと変えられなくなってしまいました。



こちらは、ドライブシャフト・ハウジング内です。

ボルトオンでは済みませんでした。

エンジンブロックを取外したら、お目見えしました。

先ずは燃料タンクを取外し、異臭変色したガソリンを抜きました。

次にスロットルワイヤー、チョーク針金、イグニッションスイッチを取外しました。

次にM10×10mm冷却水ホールボルトを取外しました。

最後はM6×50mm位のSUSボルト7本を5mmほど緩め、プラハンマーを添え、5ポンドハンマーで叩き、分割しました。



で、+ボルト部分が「シフトロッドレバー」でシフトレバーと連結されています。

シフトレバーはシフトロッドレバーを取外しただけでは、そう簡単に引き抜けません。

こちらもエンジンブロックを分割した要領で、シフトレバーのインナー側にプラハンマーを添え、5ポンドハンマーで叩いて押出しました。

各パーツは排気ガスのため、黒く汚れていました。



シフトレバーをナイロンブラシでクリーニングしました。

内側のOリングはボロボロでした。

普通の劣化とは思えないため、排気ガスの高温も劣化の要因のひとつと考えられます。

それから、シフトレバーを正規位置に止めるためのプランジャーもクリーニングしました。



ウォータージャケットとは別室ですので、可動部、シャフト嵌合部にはマリングリースではなく、モリブデングリースをたっぷりと塗布しました。



開けるのが怖かったのですが、キャブレータの分解・清掃を行ないました。

フロート室から緑色の液体が出て来ました。

メインジェットの穴は塞がり、ニードルバルブは固着していました。

掃除棒、荷札針金、パーツクリーナーを使い丁寧に清掃しました。

この頃はニードルバルブのトラブルが多く、毎回オーバーフロー気味になってしまっています。

社外オーバーサイズのキャブレータ&アルミスクリューセットが17000円位ですので、純正キャブレータのリペア品を購入するより興味を惹かれています。

明日(22日)、仲の悪い親子、凪予報でしたら清水方面、凪が悪かったら伊豆方面にミニボート釣行予定です。

で、マッピーのメンテナンスでエンジントラブルがあっても、オールさまを持参しますので、漂流は免れそうです!
コメント
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