山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ガマとコガマ

2012-07-16 11:37:31 | 単子葉類

さて、このところ旅行のレポートに終始していますので、今日は少し話題を変えたいと思います。

TVの天気予報では今日の京都府南部地方の最高気温予想は凡そ34℃だそうです。

これで梅雨も明けたのかなぁ~と思うと、そうではなくて梅雨明けはもう少し先だとか・・・

また蒸し暑い1週間が始まるのかと思うと少々うんざりです。

ところで、梅雨の終わり頃、木津川周辺の農地で休耕田に姿を見せるのがこれです。

ガマ(蒲)と呼ばれているものですが、この茶色くてソーセージの様な部分が雌花で、その上に

ヒョロヒョロと貧相に伸びているのが雄花です。

この植物、これと言った使い道は無さそうですが、生け花のアレンジなどに使ってみると

中々面白いのではないかと思います。

ガマ <ガマ科 ガマ属>  多年草

ガマ















ガマ















休耕田で見られるガマでもう一種、これは全体に小型で葉も細いコガマ呼ばれる種類です。

これと良く似たガマ科の植物で、ヒメガマというのがありますが、ヒメガマは沿海地方の

湿地に多い種類で、雄花序が太く、雌花序との間に数㌢茎の露出した部分があることで

見分けられます。イメージ的にはソーセージ2本を串刺しにした様な形を想像して頂ければ

いいかと思います。

コガマ <ガマ科 ガマ属> 多年草

コメント
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