京都府相楽郡南山城村の奥、童仙房地区の更に山奥の谷間にひっそりと佇む
名滝「不動の滝」です。
茹だるような暑さの今日この頃ですが、ここ丈は清涼感に満ちた全くの別天地
川床は赤色を帯びた固い花崗岩に覆われ、この落差20㍍の滝も赤みを帯びています。
不動滝の名は不動明王信仰によって各地に多く存在しますが、赤みを帯びた独特の
趣は”赤不動”とでも呼びたくなるような雰囲気を醸しています。
所謂、水に磨かれた「ナメ滝」で、そのナメが素晴らしく、正に天然の芸術品。
交通の便があまり良くないこともあり、滝の愛好者以外はあまり訪れることのない滝ですが
とっておきの”涼スポット”です。