国道24号線の京都府綴喜郡井手町から和束町に抜ける玉川沿いの林道(府道321号)を
車で5~6分走ったところのガードレールに「名勝 有王の里 岩壺」という気になる標識が
貼られています。
車を止めて、道路下7~8㍍の玉川を覗いてみると、確かに五衛門風呂のように、流れに
川底がえぐられた様な場所があります。
中間までは降りられるように石段が設けられていますが、普通、この滝を下流から眺めることは
できません。今回はロープを使って川床の岩まで下降しての撮影です。
近くにキイロスズメバチの巣があるのか、時折、パトロールの蜂が付きまとってくるので、少々
ヒヤヒヤしながらの撮影でした。
”名勝”と呼ぶには少し迫力不足の気がしますが、周囲の情景とのバランスは中々のものです。
尚、有王の里はこの滝の少し上流にある集落の名前。岩壺は「滝壺」と呼ぶには
”滝”の存在感がすこし薄いせいでしょうか?