山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヘクソカズラの変種

2014-07-15 22:15:25 | 双子葉合弁花

ヘクソカズラとは?

標準和名はヤイトバナ(灸花)で、サオトメバナ(早乙女花)という可愛い名前もあります。

それにも拘わらず、全体に悪臭があることからヘクソカズラ(屁糞葛)と臭いものを二つ連ねた

何とも強烈な名前をもらったことで、今ではこの名前の方が有名になった花です。

 

花の姿の可愛さから、カメラを始めた頃には身近な被写体としてよく使ったものですが、

撹乱された場所ではどこでも生えてくるような、いわゆる普通種で

この花に対する関心は少し薄らいでいました。

 

この時も、この花の前を通り過ぎるところでしたが、はて、ヘクソカズラってこんな花だったかな?

という気がして、取り敢えず撮影してみたのが1枚目と2枚目の画像。

そして3枚目は家の近くの空き地に生えていた普通のヘクソカズラです。

見比べてみると葉も花も随分ちがいますね。 

調べてみると、ヘクソカズラにも何種類かの変種があって、これは、その中のひとつ

ツツナガヤイトバナとよばれるものです。 

ツツナガヤイトバナ <アカネ科 ヘクソカズラ属> 蔓性多年草
普通のヘクソカズラの花と比べると 花冠の筒状部分が長く、裂片は明確で短く
葉は概ね長心形をしています
ツツナガヤイトバナ

 

 

 

 

 

 

 


ツツナガヤイトバナ














ヘクソカズラ <アカネ科 ヘクソカズラ属> 蔓性多年草
こちらが一般的なヘクソカズラです。葉は概ね卵形をしています
ヘクソカズラ

コメント (2)
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