ノジギクは家菊(栽培種)の原種のひとつと言われています。
葉の形を見ると、多くは5中裂、または3中裂で、裏面に灰白色の毛が密生するなど
確かに家菊の特徴とよく似ています。
花の色はこの白のみですが、華やかな家菊と比べ、地味で落ち着いた雰囲気の中に
どこか風格のようなものを感じさせる花です。
類似種にリュウノウギクというのがありますが、葉の基部を見ると本種は水平ですが
リュウノウギクは楔形になっている点で区別できます。
ノジギク <キク科 キク属> 多年草
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京都にノジギクが咲いているとは! 育てられたものでしょうかね
牧野富太郎博士が戦前に姫路市大塩の大群落を報告されたこともあり、兵庫県の県花として 今では大塩の日笠山などで保護されています、黄色もあるようですよ
でもリュウノウギクと紛らわしいですね
ノジギクは海岸地帯の崖などに生える種類のようですから
本来の自生ではないでしょうね。
隣町の井出町野外活動センターの中なので、施設整備の一環として
以前に植栽されたものかもしれません。
ここへ行く途中の道にも法面美化のため、シマカンギクなどが植えられたりしています。