近くの里山を歩いていて、釣鐘形の見慣れない花を見つけました。
しかしよく観察すると、花に見えているのはこの花の萼で、正体は花弁が落下した後の
ナンバンハコベの花でした。
この花とは2年前に双六岳の麓で初めて出会っていますが、半球形に大きく膨らんだ萼と
極端に短い花弁のアンバラスな組み合わせが何とも可愛い花です。
花の形の珍妙さから、名前に「南蛮」という言葉が冠せられていますが、外来種ではなく、
古くから日本の山野に自生する在来種です。
中段の画像に見えている黒い果実の中には、同じく黒い色をした種子が数個入っています。
ナンバンハコベ <ナデシコ科 ナンバンハコベ属>
この画像で花弁に見えているのは萼、花弁は既に落下しています
花弁が落ちる前の花はこんな姿です。
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まだ見たことのないお花がいっぱいです。
この暑さで、外出も滞りがちです。
最近は天気予報など見る必要もないよね~
毎日
花が終わってからのナンバンハコベを見るのはこれが初めてですけど、
萼の形がスズランに似ていてとても可愛いですよ。
暑いのを少し我慢して出かけると結構色んな花との出会いが待っています。
”心頭滅却すれば火もまた涼し”
ただUVケアしてないので、この夏は顔も手も随分日焼けしてますけど・・・