山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カツラ(桂)の雌花と雄花

2014-04-06 22:49:45 | 被子植物離弁花

カツラは山地の渓流沿いなどに生える落葉高木で、春の新緑、秋の黄葉ともに美しいことで知られる。

この時期、まだ芽生えて間もない、愛らしいハート形の葉の基部を見ると、赤い色をした花らしきものが目につく。

この木は雌雄異株で、1枚目の画像のものは雌株の雌花、花弁も萼もなく、苞から出ている

3~5個の雌蕊だけで構成される花である。

カツラ<カツラ科 カツラ属> 落葉高木

カツラ














これは雄株の雄花で、今は苞に包まれているが、これまた、花弁も萼もなく多数の雄蕊だけで構成された花である。

カツラ

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