四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

友からの

2022年07月23日 21時33分24秒 | 日々の歩み
 ロシアのウクライナ侵略の長期化、新型コロナウイルスの第七波の到来、さらに
安倍元総理の国葬に対する賛否等々、世界情勢、国内情勢も含めて緊迫度を増して
いますが、今回はこれらの問題から少し離れて郷里の友人に付いて少し触れたいと
思います。

 彼とは文字通り「竹馬の友」となりますが、中学生までは同級生で、高校以降は
私が越境等を選んだ関係から離れ離れとなりました。
その後それぞれの企業人として忙しさに忙殺され、たまのに同窓会で顔を合わせる
程度の付き合いが続きました。
 それぞれが企業で定年を迎えるころから、彼が中心となり同窓会の開催や、同窓生の
文集作り等々で連絡を取り合い、年に三、四回の手紙のやり取りを含めて交流を深めて
参りました。彼はネットはやりませんので、手紙でのやり取りがメインとなります。
物事をじっくりと検討し、鋭いながらも温かな洞察を加える彼の人柄そのものの文章は
楽しく、惹かれてきました。

 今回、春先に「グラジオラスの球根が余ったので、いらないか」との問い合わせがあり、
細君たちが団地の花壇の運営をする「花の会」をボランティアでやっていることもあり
「余っているなら欲しい」と返答の手紙をしたためました。
即折り返しに球根が30個程届き、さっそく花壇に植えさせて頂きました。
球根は順調に芽吹き、7月初旬から順次開花し薄紫、赤、白、黄色と、色とりどりの花を
咲かせてくれました。





 「花の会」も少ない予算でやっている関係から、値のはる苗は中々購入できないため
華やかさに少し欠けるきらいがありました。しかし、それぞれの方の尽力と工夫とにより、
季節の花が次々咲いて目を楽しませてくれます。そこにグラジオラスの華やかな花が加わり、
少し豪華な印象が増したように思いました。友人には、そんな様子を写真に収め、お礼状を
送った次第です。

 大半の地域のコミュニティーがボランティアの方々により、企画、運営されていると
思いますが、そのささやかな集いが今回の二年以上続くコロナ禍により大きくシステム
変更を余儀なくされています。ただ、「明日の為に、今苗を植えよう」との心意気を
もった多くの方は、未だ健在との確認が、花壇の整備等を通じて改めて確認出来て
良かったと思っています。

コメント (14)
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