四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「花の広場」へ

2022年10月15日 11時20分59秒 | 日々の歩み
神無月も半ばとなり、秋の深まりが一層感じられる季節となりました。
いよいよ、「全国旅行支援」も全国を対象として始まりましたが、予約システムに
繋がらない等々の不具合も結構出ているようです。
「使えないシステムを・・・」等々の友人たちの声も聞こえてきました。

過ごしやすい日が多くなりましたが、私の住む団地では大型修繕も着々と進められて、
窓の外は全て暗幕がかけられ、せっかくの秋の日差しもほとんど遮られた状態となり、
洗濯物が乾かないと細君のボヤキが聴こえてきます。乾燥機等もフル回転ですが布団が
干せないのが苦痛との事です。

こんな日々にあって、気分転換を兼ねて天気の良い日は出来るだけ外に出かけるように
しています。このブログでもしばしば紹介していますが、観音崎公園を散策してきました。
この日は丘陵の頂きに位置する、いつもの「花の広場」を目指して、標高差60mあまりの
なだらかな道を上ってきました。

荒れ野に咲く彼岸花すっかり終盤の様子で、咲き残るコスモス等の花を愛でながら
デジイチスケッチをしてきました。

この日は「花の広場」から坂を下って海辺の道を目指して歩いてみました。

その道すがら、2~3m先にいたのはなんと青アオサギでした。目の前の青アオサギが一心に
草の中を見つめている姿。10m以上離れた位置では、しばしば見かけましたが、こんな近くで
見るのは初めての経験でした。何かを狙っているらしく近くに人間がいてもお構いなしです。
傍でしばらく観察していますと、小さな虫をくちばしに銜えて一心に食べています。
そんな姿をスケッチしてみましたが、青アオサギ君は「我関せず」と悠々とした姿勢でした。



その後浦賀水道を行き来する釣り船をはじめ船の多さを改めて感じながら、船と海、そして
房総半島の優美な姿を、細君と共にゆっくりと見ながら帰路につきました。
最近は、こんな何もない日常が愛おしく感じられます。

コメント (6)
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