四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

秋祭りと花火

2022年10月23日 09時05分31秒 | お出かけ
 全国を対象にした「全国旅行支援」が、10月11日から12月下旬までを対象に
始まりましたが、行楽期と相まって各地の観光地は賑わいを見せていますね。
我慢に我慢を重ねてきた方々の解放感は十分理解できますが、新型コロナ感染症の
次の波も、既に始まっているとの報道もあります。
私たちの世代は十分に留意して、感染症対策はしっかりしていかねばと思っています。

 そんな中で、私たちの住む街でも、「三年ぶり」の「秋祭り」「花火大会」が
各地域で復活しました。ボランティア仲間も、その仕掛け人として参加していました
ので前々からのお誘いもあり細君共々、過日その会場に散歩を兼ねて出かけてきました。
その会場は、子供たちが交通マナーを実地で学ぶことを目的に作られた「交通公園」
でした。毎年「桜祭り」や「秋祭り」を開催する場所で、桜の名所にもなっており、
地域に溶け込んだ行楽エリアでもあります。

 10時過ぎに出かけましたが、今までにない凄い人出で会場は人波で溢れていました。
関係スタッフに聞きますと、この公園始まって以来の人出とのこと。当然と言えば、
その通りで、皆さんが待ちに待っていたのだと思います。

 メイン会場では海上自衛隊 横須賀音楽隊 コンサートをはじめ、和太鼓演奏、中学、
高校生等による吹奏楽の演奏等々かなりのレベル高い演奏が堪能できました。
このような会場と、環境ではもったいない演奏との想いもありますが、地域に溶け込み
真摯に取り組んでくれた関係者の方々に御礼を申し上げたいと思います。
 ボラティアメンバーの一人に話を聞くことが出来ましたが、演奏に当たっての招致には
少なからぬ大変さもあったとのこと。これも十分理解できました。

 また、フリーマーケットの出店数も凄い数でした。いつもの二倍を遥かに超えているとの
印象でした。子供たちが自転車で駆け回る150m近い公園の周回道路の両側が出店者で
埋まっていした。ゆっくりと品選びも叶わないため、ざっと流して演奏会等催し物を
メインに時を過ごしました。

 特に和太鼓の演奏は、横笛とのコラボで独特の世界観を醸し出していました。
和太鼓の心に沁みるというか、お腹に響く音色にはなぜか郷愁をそそられました。
その後も子供たちの踊りなどが予定されていたのですが、お昼時になりましたので、
屋台に向いました。どの屋台も長蛇の列で、待ち時間の予測も出来ないため、
あきらめて駅方面まで歩いて、近間の食堂で昼食を食べてそのまま家に戻りました。

 当日の夕方、同じく三年ぶりの「花火大会」が開催されました。会場の「海風公園」は
例年でも昼間からの席取りもあり、空いているスペースも無いため、歩いて行ける
港の脇の広場で細君共々見学しました。この広場は近年までなかったのですが、
やはり津波対策で護岸の整備の際に作られたようでした。花火会場からも少し遠い
ものの花火見物には良い場所でした。すでに皆さんも知っているらしく、その場所も
人波が溢れていました。

 やっと見つけた場所に座って開始時間になるのを待ちました。今年はいつもより早い
夕方5時45分からのスタートでした。

いよいよ始まって見ている人たちから一斉に歓声が上がり、久し振りの花火です。
大玉のスターマイン、仕掛け花火、スマイル等のキャラクター花火等々圧巻でした。
打ち上げ時間も30分との事で短いながらも5,000発と、三年ぶりとしては内容的に
濃密で良かったと感じました。

 いつもの年は、暑さと疲れで最後まで見ないで帰ってしまうのが常でしたが、この日は
ラストを飾る仕掛け花火までしっかりと見れました。久しぶりに真夏ではなく秋に見る
花火は独特の蒸し暑さもなく、澄んだ秋の夕闇の中で繰り広げられ、湿度の関係か
花火もすっきりと綺麗に見えました。

 3年ぶりの秋祭りと花火、主催された方の尽力と、ボランティアの方々のご苦労に感謝
するとともに、細君共々楽しい一日が過ごせました。
コメント (7)
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