四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

観音崎散策

2023年04月16日 11時35分07秒 | 日々の歩み

 年度初め、地域のボランティア関連の対応、同窓会関連のホームページ作成・更新等々、リタイヤ後も何かと気ぜわしい4月です。そんな合間を縫って咲く花に誘われ、遊歩道や、観音崎公園に細君共々散策に出かけてきました。

 遊歩道には八重桜、花桃、シャガ、つつじ、花水木等々春の第三楽章を彩る花が咲き競い、観音崎公園も、すっかり緑に覆われた公園の花の広場にポピー、ネモヒラ、つつじ等々が咲き誇っています。

     「花咲く 遊歩道」


     「咲き競う 花水木」

 観音崎にある何本かある散策道の中で、比較的なだらかな道を選んで丘陵の上まで登りました。丘陵の頂上に広がる草原を少しピッチを上げ散策し、花のスケッチ等も行ってきました。出会う方々と挨拶を交わしながら、既に花芽を付けている山百合の情報交換等も行いました。

     「観音崎 花の広場入口のオブジェ」

 ここは、植栽のボランティアさんが、山百合を森の方々に植え、既に50cmほどに育っており6月頃の開花と言う楽しみが増えました。なお、昨年出会ったボランティアさんから、この山百合の球根を何個か頂き、団地の花畑に植えさせて頂きましたが、こちらは未だ芽が出ていません。気長に待ちたいと思っています。

     「ネモヒラ」

 丘陵から海辺へ降りて、観音崎灯台を眺めつつ、周回道路の散策を行いシップウォッチングを行いました。巨大な望遠レンズを搭載したカメラマンたちが、房総半島から飛翔するオスプレイや、浦賀水道を航行する護衛艦、船舶等を撮影していました。私の機材ではこれらの撮影は無理ですので眺めるのみにしました。彼らの説明では、最近は艦船の往来が盛んになっているとのことでした。

     「観音崎灯台」

 また、大潮で海水の退いた磯には、いつものアオサギが哲学者のような風情を湛えて海を見つめていましたので、何枚かデジイチスケッチを致しました。海を見つめ微動だにしないその鳥の風情には、侵しがたい風格を感じました。年のみを重ね未だ揺れ動く己に、恥じる想いを抱いた瞬間です。


     「アオサギ」

コメント (4)
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