四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

次代を託す

2023年04月22日 19時31分48秒 | ボランティア

 以前に、このブログでも少し触れましたが、地域の公立中学校の今年度、第一回
「学校運営協議会」が昨日開催され、参加して参りました。

この会は「学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を
反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支える」ものですが、
自治体の教育委員会の指導のもとに、昨年4月から始まり、二年目となりました。

 20年近く前、地域の教育力の低下が叫ばれる中、赴任された校長先生の呼びかけで、
当時のPTA会長や、町内会長、教育ボランティア関係等々の方々が中心となり、
「教育力推進協議会」が創設されました。この会の立ち上げ時のメンバーの一人として
関わってきましたが、先生方のご尽力も頂き、この会を発展的に「学校運営協議会」に
統合することになりました。

 この20年近い歳月の中では、時にはやんちゃな生徒も出て、学校もいくつかの波を
経験しました。しかし、
この会を定期的に開催し、学校と地域とが情報共有を図りつつ
生徒を中心に据え、先生方と保護者
さらには地域の方々が知恵を出し合い、時には
パトロール等々共同行動で問題解決を図ってきました。

 さらに、この会が中心となり、地域の有識者に講師として参画して頂き「ふれあい教室」
を開催し、「能」「茶道」「合気道」「コンピュータ入門」等々を始め、多いときは
20数講座を開催してきました。
 私も当初から「コンピュータ入門」等の講師を担わせて頂きながら、地域の方々の
潜在的なパワーの凄さを改めて感じてきました。
これら「ふれあい教室」は、中学生を中心としながらも、小学生、さらには地域の方々
にも門戸を開放し、地域での「智の交流」「情報発信」等にも、少なからず貢献
できたと考えています。

     「咲き競う 西洋シャクナゲ」

 「学校運営協議会」が今後どういう方向に進んでいくのかは、楽しみな部分が
あります。地域と学校が、お互いに信頼し合いながら、地域の次代を託す子供たちの
育成をいかに支援し、実践していくのかの基本は変わらないと考えています。

ボランティアの一人として、若いメンバーと連携しバトンタッチも図りつつ、
元気な
うちは、微力ながら関わって行けたらと考えています。        了

【お知らせ!!】
 4月24日(月)~4月26日(水)まで「コメントの返信」は、申し訳ありませんが
 控えさせて頂きますので、宜しくお願い致します。

コメント (11)
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