四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
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ボランティアなど・・・

2024年04月21日 08時15分04秒 | ボランティア

 新年度も始まり、既に20日が過ぎましたが、ボランティア関連で幾つかの役割を整理し、終了させて頂きました。

     「咲き初める なにわ茨」

 私の住む団地の3年にわたる大型修繕もようやく竣工し「大型修繕計画・実行委員会」とい諮問機関の責任者もようやく解放されました。
 長い歳月にわたって大型修繕に備えて積み立ててきた「修繕積立金」の大半を使って挑む、外壁塗装をはじめ、サッシの全面取り換え等を含む、団地始まって以来の大工事でしたが、予定通りの日程と予算内で完了でき胸をなでおろした次第です。
 オリンピック後の資材、人件費の高騰の中で当初の契約金額を吊り上げることなく、当初予算を守ってくれた工事会社の誠実な対応に頭の下がる思いでした。当然厳しい折衝はあったものの、一つ一つ折り合いを付けながら、お互いの納得できる結論を見出した結果と思っています。そして、なによりも工事に携わる業者の方にも、住民の皆さんにも事故もなく「安全第一」が貫かれ、完了したことが何よりも嬉しく、ホッとした思いです。この間の取り組みの詳細は記しませんが、一編の中編小説が書けるぐらいの感動的な物語も多々ありました。


     「咲き競う シャガ」

 大型修繕の企画段階から参画し、実行、検査、竣工と足掛け4年にわたる関わりでしたが、管理組合の理事の皆さんと、工事会社、業者の方、さらに諮問委員会の皆さんに助けられ何とかやり終えたというのが実感です。その間、管理組合を中心に団地総会、説明会等々を幾たびか開催し、住民の皆さんのご意見を頂き、計画案も練り直し、コンセンサスを得ながらPDCA(計画・実行・見直し・アクション)等を回してきました。

 理事の皆さんも、諮問委員会の皆さんも皆ボランティアの集まりでしたが、それぞれ土木、建築、統計、IT等々の専門性も発揮して頂き、深夜まで、幾たびか激しい議論も重ね、チームワークを崩すことなくやり切った感があります。若いメンバーもいましたが、私も含めて大半は高齢者の方ですが、現役時代のそのままの情熱と、粘り強さを発揮し一大プロジェクトの完成に尽力頂きました。その働きと精度には感動すら感じた次第です。
 かつてブログ友から伺った「微力ながらも無力ではない」の言葉を反芻した次第です。それぞれの方が自分の得意分野の力を持ち寄り、ネットワークを作り上げ、為すべきことを地道にやり切っていく。その、経緯と成し遂げた結果の素晴らしさを改めて実感しました。


     「添き初める 花水木」

 これらの達成感に浸る間もなく、次に待っていたのが、当番制で回ってきた自治会の役員でした。諸々の経緯の中で、副会長の役割を引き受けざるを得なくなり、この4月から就任しました。
 2020年以来コロナ感染症等によりストップしていた各種の行事も、住民の皆さんの要望、期待、何よりも子供たち、孫たちの希望もあり今年からほぼ復活することになりました。
何しろ、5年間にわたってストップでした行事ですので、その間に住民の皆さんも齢を重ね、いわゆる有識者の方も亡くなったり、参加できない状態となった方もおり、ノウハウの継続が困難となり、新規に検討せざるを得ない状況になっています。


     「咲き満る ツツジ」

 それでも、なんとかやっていこうと情熱を燃やす少なからぬ方もおり、実現の可能性を慎重に見定め、住民の皆さんの力も借り、取り組んでいくことになりました。その計画素案を策定し、自治会の会議に提案することになりました。この件は、今月中に住民の皆さんに広報する必要がありますので25日ごろまでが期限となりそうです。
そんなこんなで、相変わらず追われる日々をおくっています・・・。

コメント (4)
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