四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その90)

2023年06月28日 05時36分02秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その90)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「桔梗 白色」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】拙者ブログ「世界文化紀行」で葛飾北斎の「富嶽36景」を掲載して来ました。
  しかし
「富嶽36景」は実際に46景あったことが分かりましたので46景全部掲載し
  16日終了
致しました。全作品とも楽しく詠むことが出来ました。最後の42・44・
  46景等も味の
ある作品でしたので短歌を詠みました。
 註)「甲州三坂水面」山梨県南都留郡富士河口湖町
☆河口湖北斎描く逆さ富士 駆け引き思惑虚と実対比
 註)「信州諏訪湖」長野県下諏訪郡下諏訪町
☆浮城の高島城のその先に 富士山望む湖水風景
 註)「身延川裏不二」山梨県南巨摩郡身延町
☆身延川谷から湧き立つ白雲は 奇峰の間から富士見え隠れ
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 詞書にもありますように、葛飾北斎の「富嶽36景」は10景追加され、46景となっている
 事実は
結構有名な事のようですね。

 富嶽三十六景が10枚追加された経緯は、いくつかの説がありますが、そのうちの一つは、
 北斎が
富士三十六景の反響の大きさに応じて、追加で10枚の版画を制作したというもの
 ですね。
いずれにせよ、これらは、北斎の画力と創造性を存分に感じることができる傑作
 で、日本
のみならず世界中で愛され続けている、日本の文化遺産の一つと言えますね。

 選定された「逆さ富士」「高島城」「身延川裏不二」の3つの景は、作者の審美眼の
 確かさと、
それらを詠いきった力量の高さを示していると考えます。

 一首目に詠われた逆さ富士、実際に見える夏景色と、湖面に写る冬景色の季節の違いに
 よって、
より一層美しく、印象的なものとなっていることは事実ですね。そんな想いも
 籠めて読んでみましたが・・・。

【ご参考】
★北斎の 狙いは謎の逆さ富士 夏山映し湖面は冬に

【詞書】今日は沖縄最後の激戦地、糸満市摩文仁の平和記念公園で、沖縄戦没者の追悼式が
  行われる。大阪歌舞伎座で沖縄演劇祭へ行ったのは何年前だったろうか。古謝美佐子の
  声量と白髪の長い髪とどっしりとした風体が圧巻で、魂を揺さぶられたのを思い出す。
  そのときに詠んだ歌から
☆島唄はひめゆり(ひめゆり学徒隊)愛しと歌い継ぐ哀しみふかし 怒りの深し
☆地を這いつつ低き声音の島唄は怒りと祈りの鎮魂の歌
☆唄声は騒立つウージの森を越え海を渡りて本土へ届けと
                          夕庵さん
【解説】
 沖縄戦没者を追悼する「慰霊の日」につきましては、私の他のブログでも少し触れさせて
 頂きました。

 「不確か」な平和の今だからこそ、78年前地上戦の戦場となった沖縄で、犠牲となった
 20万を
越える人々の想いを改めて想い起し、心に刻んでいきたいと思っています。

 古謝美佐子さん、その代表曲「童神(わらびがみ)」をはじめ、沖縄の方言で唄う島唄
 には
詞書にもありますように、まさに「魂を揺さぶられ」ますね。

 三首の歌は、何れも古謝さんの歌う島唄のもつ、沖縄の自然の美しさと恵みに裏打ち
 された
「祈り」を、情感豊かに詠っていて心に沁みます。そこには哀しい歴史と、
 それをもたらした者への
静かな怒りが滲んでいます。

 二首目の下の句「怒りと祈りの鎮魂の歌」は、古謝さんの歌う島唄の原点を味わい深く
 表現
していると思います。しみじみと魂に訴えかける、詩情豊かな社会詠と思います。

     「紫つゆ草」

【詞書】延喜式神名帳に記されている船山神社の巨石を祀ったのは、いつの時代の誰で
  あろうか
という疑問を詠ませていただきました。

  船山神社については、「船山神社 wikipedia」で検索していただくと分かると思います。
  巨石については、そのページの脚注6の「船山神社旧社地・奥山巨石群」をクリック
  して頂くと、
写真がでてきます。延喜式神名帳が記された時代(927年)は、船山神社は、
  この巨石の近くに
あったと思われ、巨石のある平群町にいつの時代のものか尋ねても、
  全くの謎です。
(調べて下さいと依頼はしてあります)。

☆延喜式神名帳の船山(ふなやま)の
  巨石祀るは
     何時の誰ぞや
                          西BOOさん
【解説】
 「船山神社の巨石を祀ったのは」との事で、生成AI等を用いて調べさせて頂きました。
 諸説があり、
生成AIの限界も考慮しつつ、一つの解として・・・、船山神社の巨石は、
 縄文時代に祀られたとの
説に辿り着きました。ただ、参考文献も少なく、断定ではなく
 一つの説と理解頂ければと思います。

 なお、作者も既に調査されていることと思いますが、この巨石は、縄文時代の磐座であり、
 磐座とは、
石を神聖なものとして祀る場所とのことですね。

 短歌で、古代史の謎に迫るのは、ロマンもありワクワクする営みとも感じます。この分野
 の研究成果を
私たちにも是非ご披露頂ければ幸いです。

【詞書】子供達の声がうるさいと、公園までなくしてしまう時代です。ひとつの空き缶を
  工夫して
使い、夕方まで遊んだ時代は遠くなりました。

☆空き缶のひとつもあれば 暮るるまで 空き地に子らの遊びし頃よ
                          みっちっちさん
【解説】
 子供達の歓声が響かなくなった公園と、地域を想像すると寂しさばかりでなく、
 恐ろしさを
感じてしまいます。それだけ人に対する寛容さが無くなってしまう地域に、
 息苦しさを感じるのは
私だけではないと考えます。

 「異次元の少子化対策」と政権は言いますが、子供たちが楽しく、元気にゆったりと
 暮らせる
地域社会。それを私たち大人たちが作っていくことが、まず求められていると
 考えてしまいます。
そんな想いを抱かせる詠歌と思いますし、静かな社会風刺を秘めた
 懐かしい歌とも感じます。

     「ガクアジサイ」

【詞書】ある方のブログを読ませていただいて病状によっては精神薬の必須な方もいると
  いうことを
理解しました。私は自分の体験から断薬をお勧めしたりしていたのでしたが、
  症状によっては
必須な方もいらっしゃるんですね。私の不明を恥じるとともにお詫び
  申し上げます。

☆精神薬必須の人のゐることを知らざりこの歳になるまで
☆健全な夫が側にゐることがわれの一番の幸運ならむ
☆関はらぬことが一番たいせつと教へてくれし人に感謝す
                          水仙さん
【解説】
 ご連絡頂きました17首の詠歌は、何れも作者の現在の心情を切々と詠われた優れた
 作品です。
従って選歌しがたい想いが募りますが、覚悟をもって三首を選定させて
 頂きました。

 二首目は、御夫君の存在を改めて詠い「われの一番の幸運ならむ」と詠いきる潔さは
 見事です。
この想いは、是非言葉で御夫君に伝えられることをお勧めします。私たちの
 世代は照れくささもあり、
自らの想いを夫婦間で言葉に出して伝え合う事が不得手と
 思っています。作者はそのような事は
無いでしょうが・・・。歌を短冊にしたため
 御夫君に贈られることも一案ですね。

 三首目は、精神の安定のためにも何より大切な事と思います。心して参りましょう。

【詞書】暑き朝 モーツァルト クラリネット協奏曲 第2楽章 Adagioを聴いて
☆未だ深き夢の中に今年一番の暑き陽がゆっくりと浸して
                          自閑(jikan314)さん
【短歌説明】自閑(jikan314)さんご自身の説明です。
 本歌
 新古今和歌集巻第二十 釈教歌 式子内親王
  しづかなる暁ごとに見わたせばまだ深き夜の夢ぞ悲しき
 私は、モーツァルトが好きで、古典を読む時にYouTubeで聴いております。
 このアダージョのイメージとしては、夜明けの太陽が徐々に周りを明るくして、それに
 つられて世の中が動き出すと言うもので、それを短歌にしました。
 本歌取りは、余り多くの語句を取らないのですが、ちょっとこの愚詠は取りすぎかな?
 これから熱中症の危険が多くなる時期です。皆様も十分御注意下さい。
 下記URLに、モーツァルトの曲も貼付しておりますので、御來室頂ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/fa51c338f09280c0ad5bd1135f518dc8
【解説】
 新古今和歌集の式子内親王の歌は、直訳すると・・・、
 「静かな暁ごとに自分自身を省みていますが、まだ深い迷いの夢の中にあります。小さな
 事に執着心を持っているために感じる不幸ですが、これは悲しい事です」となりますが…。
 本歌取りを行う際は、本歌と主題を合致させないようにすることが求められます。これを
 踏まえつつ作者の詠歌は「まだ深き夜の夢」の中と、状態を示す句として本歌取りを行い、
 見事に成功していると考えます。自由律の短歌でありながら、詩情を湛え、かつ調べも
 整った短歌に仕上げる手並みにはいつも学ばせて頂いています。
 ちなみに、本歌取りは、短歌の技法の一つとして古くから用いられてきましたが、本歌取り
 を行うことで、短歌に深みや新鮮味を加えることができます。さらに、本歌取りは一般的に
 2句まで許されますので、古典等を参考に、挑戦することも短歌を学ぶ上で大切な試みと
 思います。作者の挑戦と、その試みにも学んで行きたいと思います。

【詞書】27日の朝刊に、ハーブ研究家で、NHKの番組でも馴染みがあるベニシアさん(ベニシア・
  スタンリー・スミスさん)が21日に亡くなった、という記事がありました。72歳だった
  そうです。よく姉のうちでBSの番組を見ました。いろんなハーブなどを使ったり育てたり
  されていたベニシアさんになんとなく憧れてました。その魂が安らかでありますように…。
☆ゆっくりとハーブの庭に生きた人
      大原に遊べその魂よ
                          ちがやねこさん
【解説】
 ベニシアさんのハーブガーデニングの番組は、静かな時の流れと癒しを感じつつ、私も時々
 視聴させて頂いていました。
 詠われているように「ハーブの庭に生きた人」であったと思っていますし、「大原に遊べ
 その魂よ」ですね。ベニシアさんへの作者の想いの籠った挽歌でもあると思います。
 享年72歳は、女性の平均余命を考えましても未だお若いと思っています。ベニシアさんに
 改めて哀悼の意を表したいと思います。

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆島唄はひめゆり愛しと歌い継ぐ哀しみふかし怒りの深し
                         夕庵さん
★いつの世もかろき命のあるものか 歌ひ継ぐべしひめゆりの唄
                         みっちっちさん

☆延喜式神名帳の船山の 巨岩祀るは何時の誰ぞや
                         西BOOさん
★紀の国の花の窟神社に神宿る二つの磐を結ぶ大綱
★熊野には岩座信仰息づきてゴトビキ磐に迎えられたり
                         夕庵さん

☆空き缶のひとつもあれば暮るるまで 空き地に子らの遊びし頃よ
                         みっちっちさん
★DHA、EPAと言うからに鯖缶積み上げレシピを作る
                         夕庵さん
★鯖缶にしやりしやり朝の削り節 夏合宿の風薫る卓
                         みっちっちさん

☆年波を晒す紫陽花その生を丸ごと好きと妻のつぶやき
                         ポエット・M
★生くるとはいのちの限り懸命に 紫陽花 雨に落ちぬまま萎へ
                         みっちっちさん
★生きるとは漂いてゆく修羅の舟 子ガ二の背ほどの安らぎもあれ
                         夕庵さん
★生くるとは 今誕生の馬の仔がマリオネットのごとく立ち上ぐ
                         みっちっちさん

☆年波を晒す紫陽花その生を 丸ごと好きと妻のつぶやき
                         ポエット・M
★紫陽花の青きしずくにうつしみる 心のひだの揺れて朝あさ
                         夕庵さん
★紫陽花のしずくにうつる花影の ゆれいる様に裡なる揺れも
                         ポエット・M

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆沈黙もひとつの会話 しみじみと共に見つめる雨の紫陽花
                         ポエット・M
【解説】
 鮮やかに咲き誇り梅雨の鬱陶しさをひと時忘れさせてくれた紫陽花も、いつしか
 最盛期を過ぎ
終焉の趣を漂わせています。雨の散歩の折、そんな紫陽花を細君と
 しばらく見つめていましたが、
それぞれの想いは語らず通り過ぎました。
 「散らずに生を全うする紫陽花が好き」と呟いた、かつての
細君の言葉を思い
 起こしました。語らずに、沈黙することも一つの会話と思い詠ってみました。


      「がく紫陽花」

「五行歌集 ―君へのレクイエム― 」鑑賞 嵯峨吹雪著(33)
  
8.薔薇の花束(2)
 
   これが薔薇だ
      ここで踊れ   ヘーゲル「法の哲学」より

   薔薇なれば
     花開かんと
       言う君の
         長き黒髪
           永遠なる瞳

             女王様(ボルドー)と
              王様(ブルゴーニュ―)の
                   赤と白
                     交わす二人は
                       五月の薔薇よ!

                          鮮烈な
                           夢魔の天地を
                              華麗なる
                                薔薇の吹雪で
                                  吹雪けよ吹雪

          白日夢
           裂くは銃声
              錯乱か
                空に散りゆく
                   薔薇の残像

     剣山の
       夢魔こそ怪奇
           蒼穹の
            天に散りゆく
               薔薇の鮮血


     「グラジオラス」

【短歌入門・質問・提案コーナー】
 チョウキチさんからのコメントです
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この歌は、改めてみると随分勝手な歌ですね。心の奥に思いやりが潜んでいればいい
  のですが・・・。
 ポエット・Mの応答コメント
   ★さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらん宇治の橋姫
  この古今和歌集の歌は、直訳すると・・・
  「今頃狭い敷物の上で、衣の片側を敷いて寂しく一人寝をしながら、今夜も私が来るのを
   待っているのだろうか、あの橋姫にも例えたくなる宇治に住む私の恋人は」となります。
  橋姫伝説等の背景も含めて、この歌の解釈には諸説ありますが、私はこの歌の作者である
  藤原良経は恋人(妻)を偲ぶ哀しみを詠ったと思っています。その意味で深い思いやりを
  感じます。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)により、コメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2023-07-05 05:58:07
ちがやねこさん おはようございます。

ご丁寧な見直しを行って頂きありがとうございます。
ご連絡頂いた通り修正し、先ほど掲載させて頂きました。
おっしゃるように“韃靼人の踊り”は、日本のテレビでも結構使われ、馴染みのものになっていますね。
これからもよろしくお願いします。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2023-07-04 23:14:35
ポエットMさん、こんばんは。
出詠した歌にミス発見です。2首目の“4度ど5度”は“4度、5度”です。…やっぱりミスりましたか…。すみません…。

“韃靼人の踊り”、エリック・サティに“マイ・シャローナ”etc…。皆さんの作品には音楽が溢れていますね。…サティはあまり判らないけど、“ピカデリー”という、よくCMにも使われている(最近なら伊藤沙莉さん出演のダイハツの)曲は楽しそうで好きだし、“韃靼人の~”はTVアニメ「響け!ユーフォニアム」に出てきた、2年生の先輩達の過去に関わる曲として使われていた曲。“マイ・シャローナ”は、ラジオでよく聞いていたり、高校の時に同級生が曲をかけて教室で踊っていたのを見ていたりした、タイトルを聞けば“あの”イントロが脳裏に流れてくる懐かしい曲…。私ですら、その音楽、音楽によって、あるいは作者によって、いろいろと思いが巡ります。
皆さん何かしら思い入れや思い出があるんですよね。それぞれにまつわるお話もまた愉しいものですね。
返信する
水仙さんへ (ポエット・M)
2023-07-04 20:09:19
水仙さん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

ご連絡頂きました11首の詠歌は、社会詠とともに、ご自身の日常を切々と詠われており、
いずれも完成度の高いものでした。従って今回の選歌も私の力量に余るものですが、
次の三首を選定させて頂きました。
☆インフレの進みてゆけるこの国でわれらこれから生きていけるか
☆若者もわれらも生きてゆきがたき国にしたのは誰であるのか
☆食べるだけならばわからぬ苦労あり作るわたしの疲れそのほか

日本の経済の低迷に当たって「失われた20年」とよく言われますが、この原因は少子高齢化、
金融システム等の構造的な問題、さらに政治的な混乱等いくつか考えられます。現在も、
「失われた20年」からの回復途上にありますが、物価高騰の不安定要因もあり、未だ回復が
難しい状況にありますね。一首目はこの不安を詠っていますが、多くの市民の共通の不安と思います。

三首目は主婦の皆さんの共通の想いでもありますね。自らが当事者にならねばその苦労の実際は
中々理解できませんが、それはどの仕事、役割にも当てはまりますね。それは相手の立場への思いやりと、
想像力で埋めることが可能かと思っていますが・・・難しいものですね。
返信する
ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2023-07-04 20:07:11
ちがやねこさん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
「広告が少しじゃまでやりにくい」中で、投稿頂きありがとうございます。広告はブログ運営者の
生命線でもありますので・・・、でも、少し控えて欲しいですね。

「野外のライブ」「猛暑酷暑」についての、実感を込めた詠歌二首は、独特の切り口で表現し、
私たちにとっても作歌の参考になります。

詠われているように、これから「野外のライブ」が種々計画されているでしょうが、雨にも負けず
演奏者と視聴者が自然の真っただ中で一体となれる、あの文字通りの臨場感はたまらないですね。
そんな想いにさせてくれる一首です。

二首目の、「猛暑酷暑の次」は「極暑」でも、持ってきましょうか。センスがないですが・・・。
これからもよろしくお願いします。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2023-07-04 20:05:39
自閑さん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

自閑さんの「短歌説明」にもありますように、韃靼人の踊りは、ロシア語で「ポロヴェツ人の踊り」と表記されますが、
韃靼人の激しい踊りを表現した曲で、力強く勇壮な曲調ですね。また、この曲はクラシック音楽の中でも有名な
曲のひとつで、多くの映画やテレビ番組で使用されていると記憶しています。

一首目は、草原の名称と、踊りのステップを掛詞として用いて、歌のスケールを広げ表現の巧みさが光ります。
二首目、「ポロヴェツ人の踊り」の勇壮な曲にのって「王がキーウより今退いて」、ウクライナ戦争の停戦が実現
するよう祈りたいと思います。原子力発電所の破壊等の物騒な情報が流れる中、その切実さは増していると
考えます。

これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2023-07-04 17:40:44
ポエットMさん、こんにちは。
やっぱり、広告にジャマされていますが、何とかめげずに、投稿します。

*風に乗り 聞こえる野外のライブ音
開催できたね 雨がちだけれど
◎7月1日、2日は宇治の太陽が丘で「京都大作戦」という野外ライブがありました。まだ雨が時々降る中、その方角から音が聞こえてきていて、「おー、やってるやってる」と思いましたが、けっこう降ったり止んだりで、昔野外ライブで雨に降られた経験のある私は、大変やなー…と。この先、シーズン的に野外ライブが多くありますが、すこしでも天候にめぐまれますように…。「京都大作戦」二日目は、いい天気で良かったです。

*7月に33度、4度ど5度
猛暑酷暑の次は何やら
◎今日7月4日は京都で35度を記録したとか。ずっと以前(20年か以上前かと)、大阪難波でバイトしていて、休憩時間に難波高島屋前を歩いていて、「何か今日は涼しくて過ごしやすい感じやな」と思って、ふと高島屋前のビルにある気温の表示を見て「え゙っ?!31℃!!」…これで「涼しい」と感じたことに愕然としましたが、確かあれは“8月”だったんですよね…。7月でこの暑さ…。この間まで朝晩もう少し涼しかったのに…。…まじで何とかしないと、ですね。

…こんな感じです。やっぱ、広告が少しじゃまでやりにくいです。
暑かったり大雨だったりいろいろありますが、皆さまどうかお元気で夏を乗り切りましょう。…という私は夏風邪ぎみなんですが…。では。
返信する
Unknown (jikan314)
2023-07-04 14:41:07
【短歌投稿】
【詞書】ボロディン『イーゴリ公』第2幕 韃靼人の踊りを聴いて
☆君がステップを踏めば
   大草原の彼方へ思いは飛んで行くよ

☆見よ!
 東方より砂塵を舞わせた王がキーウ(Київ)より
 今退いていくぞ!!

【短歌説明】
ウクライナからカザフスタンにかけての広大な温帯草原をさすステップ(steppe)と踊りのステップ(step)の掛詞。
韃靼人の踊りは、ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲したオペラ『イーゴリ公』の第2幕に含まれる曲。ポロヴェッツ人の踊り、韃靼の娘の踊りなどと表記される。
韃靼人とは、モンゴル系の種族を明代に呼んだ名称。
キエフ大公国の後裔を自称するロシア、ウクライナ、ベラルーシの戦争が早く終わる様に。

下記URLに韃靼人の踊りを貼付しておりますので、御覧頂ければ幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/cb5f879ca8802afa7b46f40d44957fcc
返信する
Unknown (水仙)
2023-07-04 12:06:20
こんにちは

今日が締切でしたね。

で、いつも横着で申し訳ございませんが、今日の記事から選歌をお願いできませんでしょうか?

https://blog.goo.ne.jp/1948219suisen/e/6dbe9b33dac6e75f79b6d425ba5344a1

思いつきで作った脈絡のない一連でございますが、お時間が許せばよろしくお願いいたします。

ポエット・M様にお時間がございませんようでしたら、そのままボツにしてくださって結構でございます。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-03 09:48:48
☆吹き渡る生駒の風は六甲へ 夏空渡る歌のひかりぞ   みっちっちさん

★あの頃はみんな元気で若かった 六甲縦断もう霧のなか   夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-07-02 17:23:46
夕庵さんへの返歌です。

⭐️六甲の山越え生駒の山越えて歌のひかりは胸を満たしぬ
夕庵さん

★ 吹き渡る生駒の風は六甲へ 夏空渡る歌のひかりぞ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-02 13:41:07
☆逝きし人偲ぶ君へとこの空へなほひとすじのひかり送らむ   みっちっちさん

★六甲の山越え生駒の山越えて 歌のひかりは胸を満たしぬ   夕庵

みっちっちさん、ありがとうございました。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-07-02 11:08:49
こんにちは
夕庵さんへの返歌、前回のも送られていたようですね。
少し推敲しましたので、お手数おかけしますが後の方の歌で、よろしくお願い申し上げます。
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Unknown (みっちっち)
2023-07-02 08:32:16
おはようございます。

昨日の昼過ぎに夕庵さんへの返歌を送ったのですが、変な感じがあったので、反映されなかったのかもしれませんね。
すみませんが又送ってみます。

⭐️慰めの歌送りこし女人あり この梅雨空にひかりさし込む
夕庵さん

★ 逝きし人偲ぶ君へと この空へなほひとすじのひかり送らむ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
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ポエットMさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-01 14:46:30
☆クチナシは嫌い!でも好き! 甘やかな 香り切なく夫(つま)を偲びて   ポエットMさん

★風運ぶ反歌を胸にあたたかく 背(せな)を押されて明日を生きなむ   夕庵

ありがとうございました。
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夕庵さんへ (ポエット・M)
2023-07-01 12:59:14
夕庵さん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

御夫君が逝去された朝の庭に咲いていた白いクチナシの花。詞書に「嫌いな花であり、大好きな花」とありましたが、
その想いは切なさと共に痛いほど伝わってきます。クチナシの花を見るたびに、また、匂いを嗅ぐたびにその想いが蘇り、
御夫君の在りし日の姿が偲ばれることと思います。
三首の歌は御夫君への挽歌であるとともに、未だなお鮮明な想いが蘇る夫(つま)恋の歌でもありますね。

クチナシの花言葉はいくつかありますが、その一つとして「喜びを運ぶ」かあるとのことです。初夏の風と共に届く
甘くやさしい香りは、「風となった」御夫君からの、「見守っているよ」との言の葉を秘めた贈物かも知れません。

詞書と三首の歌への「反歌」として詠んで見ましたが・・・。
★クチナシは嫌い!でも好き! 甘やかな 香り切なく夫(つま)を偲びて

これからもよろしくお願いします。
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Kenさんへ (ポエット・M)
2023-07-01 12:57:45
Kenさん こんにちは。
私の拙い「添削の歌」を鷹揚に受止めて頂きありがとうございます。
軽井沢は薔薇が咲き匂ういい季節ですね。当然人気のある軽井沢レイクガーデンは訪れる方も多く
撮影には苦労しますね。

「庭の千草」の原題でもありますが、残された薔薇も趣があって良いものと思います。リベンジされた
写真もお待ちしています。
これからも宜しくお願い致します
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夕庵さんへ (西BOO)
2023-07-01 12:22:37
早々に、返歌頂戴し有難う御座います。
ユーモア溢れる歌に、少々、クスっとしてしまいました。
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リコさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-01 12:17:37
☆クチナシの真白き花の香の淡し
 思ひいづるやかの日の君の香   リコさん

★さみどりの身をよじり咲く梔子の朝の匂いは密やかに来る   夕庵

よろしくお願いします。
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みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-01 11:54:55
☆残照の花を匂ひて人偲ぶ 穏やかなる白君を慰さむ   みっちっちさん

★慰めの歌送りこし女人あり  この梅雨空にひかりさし込む   夕庵

よろしくお願いします。
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みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-07-01 11:40:22
☆飛び込みて水の光を滑らせてイルカの群れと泳ぎたき夢   みっちっちさん

★パチャパチャと水の光と戯れて右も左も美脚となりし   夕庵

★昨夜(きそ)の夢けさぼんやりと思い出す言葉の欠片が浮遊している   夕庵

     ~  ~  ~  ~  ~

☆夏風に和草揺るる歌碑の坂 さらに登れば布引の滝   みっちっちさん

★師の歌碑は大和まほろば薬師寺の牡丹さく庭おおらかに在り   夕庵   
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リコの文芸サロン (リコ)
2023-07-01 10:39:11
夕庵さんへの返歌、
クチナシの真白き花の香の淡し
思ひいづるやかの日の君の香

6月18日に歌会があり、いつもユニークな詠草の方の歌がクチナシでした。
ところが、彼女の興味はどうしてこんな素晴らしい香りができるのかと科学的な事をネットで調べたと言われた。
それでは詩文にならないと歌会では彼女に4,5句の再考をお願いしました。

私も夕庵さんのご主人のお歌を読んでクチナシで詠んでみました。
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Unknown (みっちっち)
2023-07-01 07:08:19
夕庵さんへの返歌です。

⭐️クチナシの匂いは甘く秘めやかにしばし目を閉じ身を委ねたり
夕庵さん

★ 残照の花を匂ひて人偲ぶ 穏やかなる白 君を慰さむ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-06-30 23:00:32
夕庵さんへの返歌です。

⭐️水光る朝のプールに飛び込んで魚になった君を追いかけ
夕庵さん

★飛び込みて水の光を滑らせてイルカの群れと泳ぎたき夢
みっちっち

***

⭐️夕闇の迫る京都のねねの道ぼんぼり浮かぶ石畳ゆく
夕庵さん

★ ゆるやかに下る八坂の石畳 あかりに浮かぶ舞妓いとしや
みっちっち

***

⭐️轟音を響かせ落ちる那智の滝 すべて許して天仰ぎ見る
夕庵さん

★ 夏風に和草揺るる歌碑の坂 さらに登れば布引の滝
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
ポエットMさんへの返歌です (夕庵)
2023-06-30 21:36:17
☆沈黙もひとつの会話 しみじみと共に見つめる雨の紫陽花   ポエットMさん

★一言の言葉なれども傷となり沈黙の渦広がりてゆく   夕庵

よろしくお願いします。
返信する
西BOOさんへの返歌です (夕庵)
2023-06-30 14:05:35
☆暗い時事
多い中での大歓声
我らが誇りショータイムなり   西BOOさん

★翔平のような男(お)の子が孫ならと かしまし婆らのラインまた来る   夕庵

よろしくお願いします。
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みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-06-30 13:55:50
☆水中に光の粒を散りばめて 水縫ふやうに泳ぐのが好き   みっちっちさん

★水光る 朝のプールに飛び込んで魚になった君を追いかけ   夕庵
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I.SATOさんへの返歌 (夕庵)
2023-06-30 13:40:32
☆開店の時間を前に列をなしずしりと重き掌の卵   I.SATOさん

★ハムエッグの卵をひとつに減らすこと 朝の宣言口尖らせて   夕庵

よろしくお願いします。
返信する
浅間山明鏡止水さんへの返歌 (夕庵)
2023-06-30 13:32:36
☆せせらぎや滝の水音こだまして 森の小径歩く心地よさ   浅間山明鏡止水さん

★轟音を響かせ落ちる那智の滝すべて許して天仰ぎ見る   夕庵

☆いにしえの城跡しのぶ石畳 迷宮の名に恥じぬ美しさ   浅間山明鏡止水さん

★夕闇の迫る京都の「ねねの道」ぼんぼり浮かぶ石畳ゆく   夕庵

よろしくお願いします。
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今週の詠草です。 (夕庵)
2023-06-30 13:20:36
詞書
 夫の亡くなった朝の庭に真っ白なクチナシの花の咲いていたのが、鮮明に脳裏に焼き付いています。
哀しみを超えてこのクチナシの花が、より強く残っていて、今でも私を揺さぶるのです。真っ白な花の色は夫の穏やかな心、実直な心を、ほのかに匂おう香は私を慰める匂いです。
だから私にとってクチナシの花は、嫌いな花であり、大好きな花となっております。

☆クチナシの季節をいくつ迎えしや夫(つま)逝きし日の庭の白さよ   夕庵

☆クチナシの匂いは甘く秘めやかにしばし目を閉じ身を委ねたり   夕庵

☆クチナシの花殻掃きよす夕べにも淡き香りに身を振るわせる   夕庵

よろしくお願いします。
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Unknown (knsw0805)
2023-06-30 10:51:20
おはようございます。

「城跡のおもむき残す石畳 香に酔い惑う 薔薇の迷宮」殊に「香に酔い惑う」と詠んで頂き味わい深く感じました。

6月19日は悲惨でした。曇天だし、バラ祭り開催したばかりでしたし、カメラの接写ボタンは押し忘れるしと最悪な撮影日となりました。混雑しているので人を避けて端によるか上方のパーゴラの薔薇を撮るかという選択ばかりでした。自宅に戻り撮影写真を見てみると写した薔薇はピンボケと散々でした。
27日と29日は晴れ間が覗きましたので植物園と塩沢湖に出向き写真撮影は無事出来ました。しかし塩沢湖のイングリッシュローズは名前がないのでせっかく綺麗に撮れても魂がない薔薇のようです(笑)軽井沢レイクガーデンは7月6日に薔薇祭りが終わりますので何とかリベンジをと思っていますが、2番薔薇になるのかまだ分かりません。
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Unknown (みっちっち)
2023-06-30 06:05:50
おはようございます。
私の水泳の短歌への嬉しい解説をありがとうございます。

ポエットMさんがおっしゃるように、確かに私はブログにも歌にも「きつい」とは書いた事がありませんね。何故なのか。確かに体力はあるとは思いますが、大事な事に気付かせて頂いた思いを、又詠ませて頂きました。

⭐️水泳はきつさ乗り越へ上達す それが醍醐味 それこそ楽し

よろしくお願いいたします。
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みっちっちさんへ (ポエット・M)
2023-06-29 22:09:57
みっちっちさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「スポーツを詠む事に挑戦」の第二弾として、水泳を対象に詠んで頂きましたが、「好きこそものの…」では
ありませんが、水泳を楽しく取り組まれている様子が、二首の歌に、ワクワク感と共に良く表現されています。

水泳仲間と、ダッシュも含めてメニュー通り練習することは楽しいでしょうが、時にはきつくなる時も
あるかもしれません。しかし、ブログや、この歌を拝見する限り、きついと言う言葉が出てきませんので
かなりの体力の持ち主と拝察しております。「水縫ふやうに」の表現が秀逸です。

私もみっちっちさんほどの距離は泳ぎませんが、日程が許せば、週3回ほどプールに通っています。
他のスポーツに無い、泳いだ後の爽快感が好きで、続けています。
これからも、この分野の歌を極められることをお勧めします。
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I.SATOさんへ (ポエット・M)
2023-06-29 22:07:29
I.SATOさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

鳥インフルエンザの発生によりニワトリが大量処分される現実に心が痛みます。
それに伴い卵の高騰と、限定販売が続く様子にも頭が痛いですね。
その状況を真正面から素直に詠んだ歌は、今の状況を的確に表現し分かりやすい
社会詠となっていると考えます。
「ずしりと重き掌の卵」の表現は秀逸です。さらに、「ずしりと重き」には、殺処分されたニワトリの
命の代償としてもたらされた卵の存在にも心が配られ、味わい深い歌になっています。
これからも宜しくお願い致します。
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西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-06-29 22:04:05
西BOOさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

並びいるメジャーの大選手を相手に連日、投手に打者にと二刀流で勝負し、
かなりハイレベルの成績を積み重ね、シーズン前半でMVPとの掛け声も上がる大谷選手。
オールスターにも最高得票で選ばれ、詠われているように「我らが誇りショータイムなり」ですね。

野茂選手が、かつてこじ開けたメジャーの扉。その舞台で、今や日本の選手が
連日ヒーローとして活躍する報道は、今の時世の中で超明るいニュースですね。
そんなワクワク感が伝わる歌と思います。
これからも宜しくお願い致します
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チョウキチさんへ (ポエット・M)
2023-06-29 22:01:24
チョウキチさん こんばんは。
添削した作品ですが、「面白い」とのコメント頂きありがとうございます。

夏山の富士山が、湖面に冬景色として映る、その対比の面白さはありますが、その表現意図が
理解出来ずにいました。
しかし、富士山は夏も冬も変わらずに聳え立っていますので、北斎は二つの季節を同一画面に
表現することにより、富士山の永遠性を表現したかったとも考えられますね。

これからも、歌評等頂ければ嬉しいです。
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Kenさんへ (ポエット・M)
2023-06-29 21:59:58
Kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

軽井沢レイクガーデンもいよいよ「薔薇祭り」の季節になりましたね。薔薇祭りを詠む
Kenさんの短歌と、さらに素敵な写真とを待っているフアンの方も多いことと思います。

「ウッドランド」「ラビリンスローズガーデン」「イングリッシュローズガーデン」と軽井沢レイクガーデンの
主なエリアを詠んだ三首の歌は、そのままレイクガーデンへの誘いの歌になっていると思います。

二首目の歌は、ラビリンスローズガーデンを詠み、名前負けしない薔薇の迷宮の趣が
「名に恥じぬ美しさ」と表現されていて良く分かる歌と思います。
薔薇のトンネルから漂う香りもあると思いますので、それも取り込み詠ってみましたが…。
 ★城跡のおもむき残す石畳 香に酔い惑う 薔薇の迷宮
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-06-29 16:00:15
こんにちは。
出詠いたします。

この前から詩情を感じにくいスポーツを詠む事に挑戦しており、前回は卓球でしたが、今回は水泳に挑戦します。
仲間と一緒にメニューを決めて水泳の練習をする楽しい毎日です。
ラストになると皆で、ラストと叫んで、最後まで全力を尽くします。

⭐️息つぎの音のみ聞きて泳ぎたり ラストの声に心重ねて

⭐️水中に光の粒を散りばめて 水縫ふやうに泳ぐのが好き

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (西BOO)
2023-06-29 14:32:38
申し訳御座いません。
字数を間違えていました。
詠み直させて下さい。

暗い時事
多い中での大歓声
我らが誇りショータイムなり
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Unknown (I.SATO)
2023-06-28 15:51:21
住んでいる恵庭市の隣の千歳市で暮れから年明けに鳥のインフルエンザが発生してニワトリが大量処分され、スーパーから卵が消えました。
今も開店前に並んで1世帯1パックの限定販売が続いています。直ぐに売り切れになります。
8:45に行って並ぶのが私の仕事になりました。
送詠します。
-開店の時刻を前に列をなしずしりと重き掌の卵-
返信する
Unknown (西BOO)
2023-06-28 14:24:27
出詠させて頂きたいと思います。

暗い時事
多い中での大歓声
我らが誇りショータイム


とかく暗いニュースが多い中で、大歓声が沸き起こる大谷翔平のショータイムは、我々の誇りだと思ったことを、詠ませてさせて頂きました。
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逆さ富士 (チョウキチ)
2023-06-28 13:57:20
北斎の 狙いは謎の逆さ富士 夏山映し湖面は冬に
なかなか面白いですね。頂上付近の雪影が真夏に涼しさを呼びます。
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2023-06-28 09:24:04
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」6月19日薔薇祭り開催の軽井沢レイクガーデンに行って来ました。16日開催したばかりで人も多く満足な写真は撮れませんでしたが短歌は詠んでみました。ご指導願います。

「ウッドランド」
せせらぎや滝の水音こだまして 森の小径歩く心地よさ

「ラビリンスローズガーデン」
いにしえの城跡しのぶ石畳 迷宮の名に恥じぬ美しさ

「イングリッシュローズガーデン」
美しくやさしい水辺のくつろぎは 時間を忘れ心癒される
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