第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その165 ネット歌会)
短歌の返歌を歓迎します!!
☆☆☆ 巳年の初春をお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い致します。
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。
「咲き初める 白梅」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆君病 少し改善したような 寒凪の中 縁側に出る
西BOOさん
★縁側に射す陽をうけてほんのりと きみの頬にも気の蘇る
夕庵さん
☆寒凪にツァイスレンズ届きける 庭に飛び出し一枚パシャリ
西BOOさん
★愛用のデジカメ不調で出番なく 部品もなくて修理も効かぬ
夕庵さん
★生産を終えたカメラの怖さかな 修理不可でも銀塩を買う
西BOOさん
★あの頃はもてはやされたデジカメも 使い捨てとはあまりに悔し
夕庵さん
☆MLB殿堂入りのイチロー氐 アジア人初 快挙達成
西BOOさん
★コメントもスマートにして筋金の 野球男と認め誇らし
夕庵さん
★大谷もいつかはメジャーの殿堂に そんな夢を見 生きる糧とす
西BOOさん
★「少年よ 大志を抱け」を実践し 大谷選手は夢を叶えぬ
夕庵さん
☆瑠璃色に六甲かすむ 寒暁の 鎮魂の鐘鳴り止まぬ街
みっちっちさん
★鳴り止まぬサイレンの音不安なり 今日もどこかで通り魔事件
夕庵さん
★サイレンの音近づきて近隣に 停まれば不安ます冬の真夜
みっちっちさん
★救急車何回乗ったと自慢する 緊急だったか問いたくもなる
夕庵さん
★コロナ禍の混乱の中 救急車 乗れず亡くなることもありしか
みっちっちさん
「咲き初める ボケの花」
☆母逝きて心枯れ野を行くごとく わが細き影連れゆく齋庭
みっちっちさん
★極寒の夜の弔問の帰り道 切なく聞こゆ 犬の遠吠え
夕庵さん
★酷寒の喪の後列にとぼとぼと 故人を探しゐる愛犬よ
みっちっちさん
★亡き人を慕いて犬は旅をする 嗅覚たよりの長き道程
夕庵さん
★花好きの主のために立ち止まる 盲導犬は山茶花の前
みっちっちさん
★「これ以上歩けません」と主見上ぐ 子犬を抱っこの一心同体
夕庵さん
★愛猫を膝に抱(いだ)きて濡れ縁に 庭を眺めし春の日の妣(はは)
みっちっちさん
★ふるさとの濡れ縁とても懐かしや 西に東に風通り過ぎ
夕庵さん
【詞書】京都市の住所は、西入る、東入る、北へは上り、南へは下ると
表記されて、分かりやすいです。
★街角を西や東や春風の 上り下りて 京街さやか
みっちっちさん
★行きたいがオーバーツーリズムの京の街 静かなあの日になるまで待とか
夕庵さん
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
「咲き初める 日本水仙」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
大変、恐縮ですが、訂正をお願い致します。
寒凪にツアイレンズ届きける 庭に飛び出し一枚パチリ
⇒寒凪にツァイスレンズ届きける 庭に飛び出し一枚パシャリ
よろしくお願い致します。
ご丁寧な見直しと、コメントを頂きありがとうございました。
先ほど、「ツァイスレンズ」への修正を行い、掲載致しましたので、ご確認頂ければ幸いです。
十分な確認もせずに掲載し、お手数をお掛けし申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします。
訂正、有難う御座います。
パチリ⇒パシャリ
も、よろしくお願い致します。
返歌を詠ませて頂きたいと思います。
☆陽にもまた香のあるごとく蠟梅は 冬陽を浴びて匂いこぼせる ポエット・Mさん
★庭の梅未だ蕾も膨らまず 蠟梅の花 色温かし 西BOO
よろしくお願い致します。
☆冬バラを一枚写真に残しけむ 寒さの中で凜と主張す 西BOOさん
★朝露の白玉抱きてふるえしも 冬こそひらけ真っ赤な薔薇よ 夕庵
よろしくお願いいたします。
☆ひそかなる心包むや 黒ショール 白き襟足さやかなる女(ひと) みっちっちさん
★走り書きのメモ添え届くふわふわの マフラーは白小雪舞う日に 夕庵
よろしくお願いいたします。
⭐️走り書きのメモ添え届くふわふわの マフラーは白小雪舞う日に
夕庵さん
★編み上げし長きマフラー恋人ら 二人で巻きて雪の京街
みっちっち
よろしくお願いいたします
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませていただきたいと思います。
☆烏骨鶏 黒いトサカを揺らしつつ 駆け来る二羽の眼光鋭し 夕庵さん
★石上 解き放たれし烏骨鶏 神聖たるや神のお使い 西BOO
よろしくお願い致します。
西BOOさんへの返歌です。
★庭の梅未だ蕾も膨らまず 蠟梅の花 色温かし 西BOOさん
★蝋梅は梅より早く花をつけ 原発荒野に浅き春呼ぶ ポエット・M
よろしくお願いいたします。