散策で時々訪れる観音崎公園。ここで昨年に続き今年も「観音崎フェスタ」が行われるとのことで先週末細君共々行って参りました。昨年はコロナ禍でもありましたが、3年ぶりに規模を若干縮小して行われましたが、今年は本来の規模で行ったとのこと。この観音崎フェスタは、当初親子で楽しめるイベントとして開催され、今年度で21年目を迎えます。
「観音崎フェスタの会場 外観」
観音崎園地をメイン会場として、日本舞踊・民謡、横須賀出身のアーティスト、鴨居小学校ソーラン踊り、アイドルユニットなどの舞台アトラクションをはじめ、スタンプラリー、観音埼灯台特別公開などの催しのほか、地元町内会・自治会を中心とした模擬店も並び、多くの方々が集い楽しんでいました。
また、メイン会場の裏側に位置する「たたら浜エリア」では、メイン会場と無料バスでつなぎ、観音崎自然博物館の催しと合わせて、たたら浜会場を盛り上げていました。
「芝生広場に咲く コスモス」
前回の経験から、駐車場が満杯になる前にとのことで9時過ぎに家を出ましたが、着いたときには既に3分の2は車で埋まっていました。着いてすぐにイベントは開始になりました。
先ずは、模擬店を一回りして昼食となる焼きそばや総菜類を購入し、舞台のセレモニーを少し聞きながら灯台クルーズの乗船場へ回りました。既に乗船する方がかなり集まっていて10時出航とのこと。チケット2枚を購入して少し待っていましたが、ほどなく出航となりました。
「観音崎クルーズ船」
いつも散策している、観音崎灯台、たたら浜、東京湾海上交通センターのタワー等を、海から初めて眺めることができました。観音崎の景観と歴史等に触れた詳しい説明もあり20分ほどの乗船でしたが、十分楽しめました。殆どの方は2階のデッキに上がっていましたが私たちは下で座って海を眺めつつ、写真撮影も楽しみました。
クルーズの後、すぐ近くにある横須賀美術館に向かいました。ここは観音崎フェスタに合わせて無料開放とのこと。美術館には最近あまり立ち寄らなかったので、この際にとのことで入館してみました。
「観音崎たたら浜側から 東京湾を望む」
「海から見る 観音崎灯台と東京湾海上交通センターのタワー」
常設の絵画展は幾たびも鑑賞していますが、今回は「ロイヤルコペンハーゲンと北欧デザインの煌めき」と銘打った特別展の開催中でした。ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器は他の美術館等でも見てきましたが、今回はそれだけでなく銀器、ガラス器等々と北欧デザインの魅力がたっぷりと詰まった作品に触れることができました。
箱根にある「ガラスの森美術館」とは趣きも、作品数も異なりますが、完成度の高い、意匠を凝らしたガラス器の素晴らしさに感動しきりでした。残念ながら館内は撮影禁止で、写真は撮れませんでした。
その後常設の絵画を見て、地域の先輩でもある島田 章三氏の絵画に対面し、その迫力を改めて感じた後、美術館を後にしました。
「横須賀美術館」
ちなみに、美術館に併設されたレストランは美味しいと評判で、平日でもランチを楽しむ人たちで賑わっているのですが、当日は10時過ぎなのにほぼ満席で、美術館を出る頃はさらに長い行列ができていました。その後はメイン会場のイベントが海辺で開催されているのでそこに足を運びました。
「美術館併設のレストラン」
午前中は横須賀出身アーティストや、アイドルユニットの歌と踊りでしたが、それぞれ追っかけのフアンが大勢いるらしくその人たちの応援の声が海辺に木霊し、舞台と一体となり盛り上がりとても楽しそうでした。
「アイドルユニットの歌と踊り(1)」
午後は地元の子供達や大人の日本舞踊・民謡、ソーラン踊りなどがあるようでしたが買い求めた昼食を、広場の芝生で頂き帰路につきました。
「アイドルユニットの歌と踊り(2)」
駐車場に向かって驚いたのは、駐車場の空き待ちで何台も行列し待っていたことです。1台出ると1台は入れるので私たちもスムーズに駐車場を後にしました。イベントは午後3時半迄続くので、これから来る方もかなりの数と思いました。久しぶりのイベントでしたが秋の陽ざしの下、たっぷり3時間ほど十分楽しめました。 了
横須賀は、観音崎は、良いところですね。
この記事で今夏、観音崎の美術館のレストランでランチをいただいたことを思いださせていただきました。
あまりの暑さに、十分な観光ができませんでしたから、横須賀にはまた行きたいと思っています。
コメント頂きありがとうございます。
今夏、炎暑の中suisenさんが横須賀に来られ、観音崎の美術館のレストランでランチを
とられた旨のブログは拝見しました。また、走水神社は暑さのためスルーした旨の記事も拝見しました。
機会を見て再訪して頂ければ嬉しいですね。
横須賀は、最近でこそテレビでも度々取り上げられていますが、観光資源が豊富なはず
なのにアピールされていないもどかしさを感じます。
これからもよろしくお願いします。
寒くなりましたね。
暫くぶりに投稿します🙇
✩誰を待つ、 ポツンとひとつ
椅子一つ
木洩れ陽ひかる 枯葉舞う道
✩公園の 木洩れ陽そそぐ
川沿いに
蒼苔かぶる 椅子一つあり
いつも行く公園の散歩道に
ポツンと一脚だけの椅子があり
苔むしたこの椅子に
誰か座るだろうか?などと
思いながら通り過ぎる私です。
宜しくご教示下さい🙇
お久しぶりですが、お元気そうで嬉しいですね。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
二首の歌は、何れも甘楽公園への散歩道を詠まれたものと拝察しますが、
紅葉の下で楽しく散歩する、クロちゃんとの日常が思い浮かぶ、ほのぼのとした
良い歌と思います。
二首目は、写生がリアルで情景が鮮明に浮かぶ、すっきりとした歌と考えます。
一首目の「ポツンとひとつ 椅子一つ」は韻を踏んでリズミカルではありますが、
「ひとつ」の繰り返しが少し気になります。
このように詠みなおしてみましたが、いかがでしょうか。
★誰れ待つや 苔むす椅子に 枯れ葉舞い
いざなうように 木漏れ日揺れて
これからもよろしくお願いします。