布教大陸

ブロンソン大陸をご存知だろうか？普段は濃い霧に覆われてその姿を見ることは出来ず、真の男のみがそこに辿りつけるという幻の大陸、、、。
実はその幻の大陸の傍らにさらにもう一つの大陸があったのだ。それが、「布教大陸」！ばばーん！！パチパチ！
この大陸は、しゃべりすぎでベロに変な筋肉がついた坊さんのみが辿りつけるという大陸で、その実態はファーザーもビックリの神聖モテモテ王国なのだ！この大陸ではあらゆるところで坊さんが説法しており、
追っかけのおばあちゃんたちがわらわらとその周りにいるのだ。たとえ記憶をなくすくらい酔っても、スーパーで半額になったお刺身を購入するところでばったり檀家さんに出くわしても、それなりに尊敬される夢のような大陸、、、、。（実はこの世の中全ての事象がそうなのよ。鳥の声、川のせせらぎ全て如来の説法なのです）

しかし、その大陸に上陸するにはいくつかの条件があるのだ。
それは
○自信教人信を旨とせよ！
○外見を越える男気をもて！
○カレーは辛口を至上とせよ！
○メシは大盛りにしろ！
など。

いやあ、長谷寺の法話はホントいかに自分が未熟で、そのくせ天狗になっていたか思い知らされました、、、。こんなんじゃ布教大陸に辿りつけません。打ちのめされて帰宅しました。
深夜、家に帰ると冷蔵庫に貼られた幼稚園の先生からのお手紙が。
「○○○くんは、女の子にすごい人気でしばしば取り合いになって女の子同士がケンカしちゃうんですよ」
おおっ！さすが我が息子よ。かつての僕りんをみるようだ！何とか沈んだ気持を持ち直しました。朝起きてすぐに奥ちゃまにそのことを聞くと「あー、なんか従順で何でも言う事聞いてくれるから女の子にいいように使われてるみたいよ」
「、、、、、、、。」