四国の観光会社、伊予鉄にはその名も順拝部というお遍路専門の部署があります。パチパチ！
昭和27年からかれこれ50年以上も「お四国遍路」のバスツアーをやっているそうで、連綿と受け継がれたノウハウ持つ添乗員さん達はそんじょそこらのガイドさんとは明らかに一線を画します。バス乗客の納経帳を何十冊と背負い、誰よりも早く石段を駆け上る勇姿は“お四国シェルパ”と呼ばれています（最後のはウソ）。
そして
「次のお寺はトイレが水洗です」
「石段を登り切ると右が本堂ですので、まずはそちらへ」
「次のお寺は去年、大師堂が修復されました」
なんてまあ、すごいのなんの。住職の家族構成までみんな頭に入ってます。お城や山や島の名前、歴史、なんていうのは一度覚えたら後はそこそこ楽なんでしょうが、毎年変わる家族構成まで知っているなんざあ、ただ者じゃありません。うどん4杯食べるし（＾＾；）
現に5年前に会ったきりの僕りんの事を覚えてて
「うわあ、マジックのお坊さんお久しぶりです。随分太りましたねー」
って（＾＾；）
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