PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



一日だけの上映ということで新文芸坐に『アブラクサスの祭』を観に行きました。パチパチ!
スネオヘアー演じる上野浄念は在家出身の僧侶であり、なんつーか、、、もー、、、、、かつての自分に重なってしまって、、、(^^;)
ともさかりえって、あんないい女優だったっけ?ってくらい良かった。旦那のこと襖に突き飛ばしたり、「何言ってんのよ、ハゲ!」とか罵ったり(僕りんでさえ、さすが家族にハゲとは言われない^^;)、、、。


鬱や自死など、映画のストーリーは非常に重いんですが、決して答えを出すのではなく、そのままに受け止めていくという姿勢にとても共感が持て、救われます。あとは、小林薫演じるお師匠さんや本上まなみの奥さんがとにかくいい人で、元ロックミュージシャンで鬱病の弟子の浄念を丸ごと全て受け止めてくれるんです。そして、悩みながら立ちあがっていく浄念に、周りの人たちも変わっていく、、、、やはり、「親しい人の自立は、その近くにいる人を救う」んだなーと。余談だけど舞台である龍雲寺がホンモノの寺をロケに使っているだけあって「あー、田舎にこういう寺、あるある」って感じでグー。仏具とかも年季が入っていて、これまた「あー、あるある」感満載。
ラストの境内でのライブはさすがプロミュージシャンだけあって見ごたえあり。ともさかりえに「絶対に脱がないでね、、、」と、あれだけ言われてたのに、脱ぎ始めたのには爆笑(^^)


「何かがシンクロするようじゃなきゃ、ライブなんてやっても意味がないよ」


5分間法話集や法話集CDと、ライブ(実際の法話)の違いと同じだなーと思いました。ライブはやはり一方通行でも相互通行でも無い、シンクロなんだなーって。とりあえず、浄念の公営団地(?)に帰ってからの下手れっぷりには大いにシンクロしました(^^;)

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