JR西日本の福知山線脱線事故から12年たちました。十三回忌ですね。あのとき、テレビ画面で、ひしゃげた車体をみて驚きました。あんなに薄くて壊れやすいのかと。軽量化、スピード重視を続けた末に、犠牲になった方々がお気の毒です。合掌。
さて、お隣の松戸市で起きた、9歳女児の事件で、犯人とされる男性が、保護者会の会長だったり、青少年補導員(見守り隊?)だったことなどが、話題になっています。
この件に関しては、私もかつて、小学校のPTA会長で、現役の青少年補導員ですので、いっちょかみさせていただきます。
役員を引き受ける人に対して「PTA会長なんて所詮…」などという誹謗があるのを、ちょっと見過ごせませんでした。
少なくとも、私がPTA会長をつとめた流山市立の小学校では
「PTA会長は立候補不可。推薦を受けた方の中から選ばれた人が、まず副会長を1年やり、引き続いて、会長を1年つとめる」
という流れでした。今もそれが続いています。
また、流山市では青少年補導員も立候補不可です。現役補導員などの推薦が無いと委嘱されません。
ちなみに、私は保護司もしておりますが、保護司も立候補しただけではなれません(基本、立候補不可)。
保護観察対象者の担当に、反社会的勢力の方がなったら困りますから。パチパチ!
PTA会長も、青少年補導員も、なりたいという人がとても少ない役職です。だからこそ、「立候補あり」にしてしまうと、手を挙げた人、即、決定ということになってしまい、カルト宗教の信者や、危険思想を持った人が、就任することになりかねないのです。
かつて、流山市内の他の小学校のPTA役員さん方へ、「YOUの学校のPTAでもそうすべきですYO」と布教して回ったのですが、これまでの流れをなかなか変えられないようでした。立候補者がそのまま会長になっている学校は、今回の事件を機に、見直すべきじゃないかなと。亡くなった子のためにも。
| Trackback ( 0 )
|