悪友が二度観に行き、「ああ、流山じゃやってないもんね」と嘲笑された、『カメラを止めるな!』。
ようやく流山でも公開が始まり、早速いそいそと観に行きました。パチパチ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b9/df11b090c5b6c44d86c137274195a313.jpg)
『ラヂオの時間』(映画じゃなくて、東京サンシャインボーイズの舞台の方)っぽいなあ、と思いましたが、それもそのはず、上田慎一郎監督が三谷幸喜のことを「自分の人生を変えた存在」と讃え、心酔されてるんですねー。
以下ネタバレあり(反転させて読んでください)
ホントにネタバレしますよ?映画館で観た方がいいですよ?
実は、ゾンビ映画では無かった、というのにまんまとやられました。
ゾンビ映画に携わった人たちの、それぞれの人間再生、そして、家族再生の物語なんですね。
気が弱くて、何言われても「じゃあ、それで行きましょう」と言ってしまい、収拾がつかなくなっていく、、、、というあたりが『ラヂオの時間』っぽいと思った理由ですが、この映画は、『ラヂオの時間』とは逆で本番が最初。「なんかおかしいけど、画質の粗い低予算映画だから、こんなもんかな?」というものを、最初に全部一旦見せてしまいます。そして、あとから、そのなんかおかしかった部分を、全て回収していくという脚本の構成に、まんまとやられました。タランティーノ映画じゃないけど、パズルがはまっていく快感です。まあ、快感というか、笑いっぱなしなんですが(^^)
とりわけ、低予算映画っぽく、下ネタがホント下品。あの、お腹を下して
「ちょっと、、、ちょっと、、、、ちょっとおおおおおっ!!!!!」
のシーンは久しぶりに映画館で、涙流して笑いました(^^;)
最後はみんながハッピーな気持ちになれるのが気持ちいい。低予算映画云々じゃなくて、これを機に、小劇場の演劇がもっと注目されるといいな、と個人的に思いました。
観終わってすぐに、『ONE CUT OF THE DEAD』Tシャツを買いに売店に行ったら、黒のLサイズは売り切れ。都内でも売り切れてるらしく、おおたかの森TOHOシネマでの次の入荷は未定、通販は無しだそうです。むー、残念。こりゃあ、海賊版が出回りそうだなー(T_T)
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