以ー字ー・ライダー

御札などの上に書かれている点が気になりました。パチパチ！

私ども真言宗では使わないので、意味が分かりません。調べると「以字点（いじてん）」というそうです。「以」という漢字に似ているので、そう呼ぶんだそうな。


衝撃だったのは、、、、、、


調べると諸説あり、意味はよく分からないということ（＾＾；）　


四の異体字で四天王をあらわす、水の字の変形、卍の略字、阿吽の意味、梵字の伊、、、、、
個人的に梵字が略され変形したものかなと思ったのですが、（真言宗の御札の場合、梵字で仏さまの種字を書くことが多いです。円東寺の御札には般若菩薩様の種字：ヂクマンという字が書かれます）ちょっと違うようです。実は、この写真は曹洞宗のお寺で撮ったもので、曹洞宗の口伝に「火の字を水のように書く」というものがあり、火伏（火事除け）の意味になるのだとか。ここら辺がビンゴっぽいですが、口伝なので、これ以上、とやかく言ってはいけませんっ（＾＾）


あじゃらかもくれんきゅうらいす、ちちんぷいぷい、ひらけごま、、、、などの呪文といっしょで、突き詰めて考えるより、書きましょう、唱えましょう、拝みましょう、でいいのかなと。
以前、御守りの存在自体を否定され、「なんだかよく分からないようなものを有難がるなんて自分にはできない」と言われたことがあります。円東寺の場合、護符が入っており、ご本尊大日如来さまをいつでも身近にお招きしているものです。神仏そのものとも言えます。


、、、、と説明しても、大抵、納得はいただけません（＾＾；）


「じゃあ、どんなものだったら有難いのですか？そもそも、あなたは身の回りの物をどれくらい理解されているのですか？」
なんてケンカになるようなことは言いません。
「なるほどー。まあ、私はそれでいいと思ってますんで、、、、」とお茶を濁します。
もちろん、妄信じゃ仕方ないし、迷信に振り回されてはつまらないですが、なんでもかんでも突き詰めて、自分で納得しないと気が済まない、というのも苦労が絶えないだろうなーと。