昨夜は流山ホラー部で『LAMB/ラム』を鑑賞。パチパチ!
久しぶりに10名の大人数でワイのワイの観ました~。
コラーッ!ダーリンッ!真面目な顔してどうせ女のこと考えてるっちゃ!
、、、、じゃなくって、こっち。
登場人物がやたらと少なく、セリフも少ない。
羊肉とジャガイモしか食べ物が無いところで、夫婦以外誰とも話さずに暮らしていたら、なんかおかしくなりそうだけど、、、、、、
まあ、既におかしいんですね。
以下、ネタバレあり(反転させて読んでください)
てっきり、人間が異形のものを産む話かと勘違いしてました。産むのはあくまで羊ちゃんなんですね。予告編をちゃんと見れば分かります(^^;)
家族以外に誰も話す人がいない場所で、最愛の娘を亡くしたら、そりゃあ、精神を病むよねと。ここに至るまで、様々なことがあったのでしょう。
テレビでホッケーの試合を見るシーンいるか?みたいな意見もありますが、私はなるほどと思いました。普段はあれだけ饒舌な夫妻なんだなと。だけど、二人で向き合って会話をすると、どうしても娘の話になってしまう。だから、無口になっていってしまうのでしょう。
新聞記事を見ながら
「、、、、、時間旅行ができるようになったらしい。理論上だがな」
この一言でいいんです。時を戻して娘に会いたい、ということだったんだろうなとじわじわ分かります。
個人的に、異形のものってダメなんですよね。人間以外の異形の生物がでてくると「作り物」にしか見えなくって、いっぺんに冷めてしまうんです。やっぱり人間が一番怖い。せいぜい元・人間くらいがいい。
妻であるマリアは、最後、我が子として育てた「アダ」を取り戻しに行くんでしょうか。そんな余韻を残した終わり方でした。
子どもを失った辛さを分かっているはずなのに、母親から子どもを奪う、、、、
かように人間は罪深いと再認識させられました。
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