円東寺の樹木葬『おおたかの森庭苑』に『絵心経マニ車』が設置されています。パチパチ!
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絵心経とは、「その昔、文字が読めなかった人のために、般若心経を絵で表した…」というものなのですが、今一つ納得できない自分がいました。日本の江戸時代の識字率は70~80%と言われており、文句なしで世界断トツのTOPでした(当時、世界で最も栄えていた大英帝国イギリスですら3割程度と言われています)。それなのに、絵でお経を覚えるなんてナンセンスじゃないのか、、、、、と個人的に考えるのです。
ですので「これって、かつて流行った『判じ絵』とか『判じ物』ってヤツじゃね?」と思って納得しています。
判じ(はんじ)絵とは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/49/74058983566b8a02a2ade825019d5577.jpg)
こういう絵ではありません(これはカンジの絵)
江戸時代に流行した、絵で表したなぞ解きです。
鈴の絵に目が描かれてあって「スズメ」とか、肘から木が生えている絵は「ヒジキ」とか言うものです。
絵心経の「銭の上半分」の絵は「ぜ」と読むなどは、判じ絵(判じ物)の基本ルールなんですよねー。
今も使われている「春夏冬」を「商い:あきない(秋無い)」とか「一斗二升五合」を「ご商売益々繁盛:ごしょうばいますますはんじょう(一斗=五升の倍、二升=ますます、五合=一升の半分だから、はんじょう」なんかも、当時流行った「判じ物」だそうです。
ご興味のある皆さん、ぜひ円東寺にお参りいただき、「これを判じてごろうじろ~」
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