PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



昨日の続きです。
下久知の正覚寺ご住職の案内で、畑野の長谷寺へ。パチパチ!

マスコミで何かと話題になったウサギ観音


こちらの長谷寺(ちょうこくじ)は奈良の長谷寺(はせでら)を模して建てられたお寺で、あっと驚く建造物や寺宝をこれでもか!と所蔵しております。
私が以前に訪れたのは2014年、その前は2002年でした。
(2011年の時は長谷寺には時間の都合でお参りできませんでした)


観音堂と五智堂。樹齢1000年以上と目される三本杉。




通路を渡って、推定樹齢500年以上の高野槇の上部へ直接行けます。こちらは「パワースポットに触れられる」と主に外国の方に人気だそうです。




観音堂の中にも入れていただきました。




過疎地の住宅は空き家だらけ、当然お寺もどんどん空き寺になる。
「住職になると寺から何かがもらえると思っている人がいるんだけど、持ち出しですよ」
とのお言葉。こちらのご住職は、元公務員なので年金をいただいているのですが、わずかな生活費以外はすべてお寺の修理や維持に使っておられるそうです。



いろいろ実情を伺い、ちょっとブルーになってお宿へ。
見えているのは海ではなく、汽水湖の加茂湖です。




日本中のどこのお寺も戦後の農地解放で、持っていた田畑は没収されてしまいました。残ったのは山林のみ。2011年に佐渡へ訪問したときにもblogに書いておりますが、佐渡の山林は一反(300坪)が500円。一町(3000坪)が5000円。ざっくりと1平方キロ米だと50万円。
戦後、農地からの小作収入が無くなったことで、寺々は檀家さんからの布施収入へと舵を切りましたが、過疎地では、人口に合わせて年々減る一方、、、、


宗教法人に「課税せよ、境内地の固定資産税を納めろ」という方はこういう現実をどの程度知っているのでしょうか。
田舎ではお寺がどんどんつぶれています。うかうかしてると日本の誇る自然があっという間に、近隣の某国に買い占められちゃうよ、、、、、


その参へつづく(たぶん)


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