いやあ、今朝は寒かった~。メダカの鉢に久しぶりに厚い氷が張りました。パチパチ!
先日のこと。セレモニーホールで司会の方から
「故人様の年齢ですが、アナウンスの際、享年と行年どちらを使えばよろしいでしょうか?」
と聞かれました。
正直、どっちでもいいのですが、敢えて聞いてくるということは、こだわる住職がいるということなのでしょう。
ちなみに享年は、天から与えられた(享けた)歳、行年は生まれてから過ぎた(修行した)歳、ということなので、まあ、同じですね。もう一度書くと、正直どっちでもいい(^^;)
もっとも私は位牌には行年と書いてますけど。そして、「才」という字は、読みが同じだから使っただけの当て字なので、本来の「歳」を使ってます。
ただ、どっちでもよくないのは、
享年の場合は歳を付けないということです。
〇享年76
×享年76歳
〇行年76歳
×行年76
新聞やテレビニュースなどはしっかりしているので、正しい表記になってい、、、、と思っていましたが、
昨日の『広報ながれやま』で元流山市長の秋元大吉郎氏の記事には「おろ?」となりました。記者ハンドブックとかで確認しないのかな、、、
※もっとも最近では付けた方が分かりやすいとする考え方もあるようです。国立国語研究所によると「享年〜歳」の用例は近世の文語平叙文にみられる表現、としているそうです。
まあ、『馬から落馬する』や『完全ソールドアウト』なんかも、今はOKのようですし。
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