超能力を使えなくなった僕ら

ここんところ大人相手のPRINCOショーが多かったのですが、今日はがっつり子ども向けにやらしてもらいました。パチパチ！


私はショーで客上げしたときに
「超能力使えますか？」
と、よく聞きます。
特に意味はありません（＾＾；）。初対面の方とのアイスブレイクです。


大人の場合
「いや、、、、」とか「はははは！」みたいな反応が多く、たまに、空気を読み過ぎる人が「ええ！もちろん使えます！」とかおっしゃる程度です。
それに比べ、子どもはホントおもしろい。
「ちょっとなら」とか「たまに」という答えは、さほど珍しくありません。

しかし今日のは斜め上をいっていました。
「あなたは超能力って使える？」
「うーん、超能力とは違うかもしれないけど、、、」
「え？なになに？」
「みんなは普通だって言うけど、私にはスプーンは細く見える」
「へ？、、、、、いや！それはスゴイ！」


どうしても歳を取ると、「～ねばならない」や「～べき」に縛られて、言いたいことも言えず、周囲の顔色をうかがって、思ったリアクションすらできなくなってしまう。
特に男の人の場合、会社勤めなどで大勢の中に常にいるのでそれが顕著です。
心の濁ってしまった我々から見れば、子どもの素直な言葉やキラキラした瞳は魔法を持っています。超能力が使えても不思議じゃない、そう思います。


スプーンを細く思えるのが超能力かどうかはさておき（＾＾；）