流山中有何楽

3月21日は、真言宗の宗祖、弘法大師空海上人が、高野山の奥之院にご入定（にゅうじょう）された日です。パチパチ！
寺院によってはこの日にお大師さまのお姿を拝し、正御影供（しょうみえく）と呼ばれる報恩謝徳の法要を行います。

都を遠く離れて、高野山に住むお大師さまは、「山中有何楽（こんな山の中に居て、何の楽しみがあるのか）」と問われ

山鳥時来歌一奏
山猿軽跳伎絶倫
春華秋菊咲向我
…

と答えています


野鳥が時おりやって来て、歌をさえずり
山猿は軽やかにはねて、見事な芸を見せてくれる
春の花や秋の菊が私にほほえみかける
…


憧れますねー。まあ、流山市は山中ではありませんが（＾＾；）






さて、今朝は予報通りの雨だなーと思いながら、二階のベランダに出ると、、、、



「おろっ？キジちゃん！」



朝キジが鳴けば雨、とはよく言ったもんです。




ズーム




さらにズーム




猫の額の境内を闊歩して、天神社の方へ飛んで行かれました～




ホンの15年前は、キツネも遊びに来た円東寺境内ですが、ここのところの宅地化で、すっかり野生動物は来なくなってしまいました。
タヌキも最近は見ないなあ。


何かを得るためには、何かを手放さないとならないとは分かっていても、いつまでもキジちゃんの歌のそばにいたい、、、、