流山市内、久しぶりのまとまった雨でした。パチパチ!
さて、先日、森の図書館での講演会でいただいた質問を一部列挙します。質問には当日回答しておりますが、特に「誤解があるなー」というものを。
Q.外国人に仏教徒はいますか?
A.たくさんいます。
解説:熱心な仏教徒だったり、実際に僧侶の道を歩む人もいます。一方、仏教を宗教というより、心のエクササイズと捉えて、実践している人も大勢います。近年はマインドフルネスという名で、禅などの瞑想が盛んです。
Q.僧侶はかつて妻帯しなかったが、どうやって変わったのか?
A.明治時代に妻帯が許可されました。
解説:明治時代に、、、というのは、僧侶を骨抜きにするために(坊さんも一般人と変わらんのだぜ、と思わせるため)、政府が敢えて定めたとも言われます。ちなみに、実際には平安時代にはすでにかなりの僧侶が妻帯していて、そうでない人は衆道だった、とも言われます。
もちろん、僧侶の堕落を嘆いて、このような質問をされたのでしょうから、妻帯して自堕落な自分を、素直に反省します。
Q.いろいろな宗派の寺を参ってもいいのか。一つの宗派に絞るべきか。
A.いろいろでいいのです。
解説:私自身、いろんな宗派のお寺どころか、いろんな神社も教会もお詣りしてます。心の健康のためにバランスよくお詣りしましょう(^^)
その他、「これからの人生をどう過ごしたらいいのですか」、「身近に新興宗教に入信してしまったものがいる」、「子どもが独立してさびしい」、「仕事をしていると、あれもこれもと欲張って考えてしまう」、「墓じまいをしたい」、、、、など、質問というより、人生相談のようなものが多く寄せられました。
これらの質問のほとんどは、話を聞いてもらうだけで、解決してしまうことが多く、飲み会以外の“しゃべり場”が減っていることを感じます。
そんなこともあってでしょうか、最近、仏教界で「お寺をサードプレイスに」という話題が俎上にのることが多いです。区画整理が終わったら、円東寺に、、、、、井戸を掘ろう。そして、【井戸端】を作りたいなと。
写真~
天神社の境内にて。水仙が咲き始めました~。

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