目の前の海は世界で最も通過する船が多い海峡で、通過する貨物で最も多いのが日本向けの中東産原油と石油製品とのことです。この静かな海が日本の経済を支えているわけですね。
マラッカ海峡が目の前に広がるこの地は交易の拠点として世界から注目され続けた所です。何の変哲もない駐車場もこの国にとって歴史的には重要な場所でありました。
大航海時代（16世紀初頭）ポルトガル人がこのあたりに上陸、マラッカ王国を陥落させてました。当時重要な商品だった香辛料の直接取引を狙ったものだそうです。ガランとした駐車場の縁にこの国に八十数種類あると言われる椰子の並木だけが目立っていました。
クアラルンプールのホテルから2時間と少しのバスドライブを経て最初の観光ポイントがここです。何もありそうにない駐車場がポルトガル広場でした。
