庭先や花壇に咲く紫苑(シオン)に形が似て色が黄色なので付けられた名前は「キオン」、何か安直すぎる気がします。
子供がホタルを捕まえて花の中にいれて遊んでことからホタルブクロと名付けられたこの花、伊吹山では固有の進化を遂げヤマホタルブクロとしてかわいい姿を見せてくれています。
絶滅危惧種指定の「ヒルゲンドルフマイマイ」でしょうか。石灰岩のかたまりの伊吹山にカタツムリがたくさん生息しています。殻を作るのに必要な石灰が豊富であることがその理由とのことです。
何とか高山植物や薬草を守りたいのですが、野生の動物も生きてゆかなければなりません。せっかくのフェンスもむなしく無残に掘り起こされた痕跡がところどころに見えます。
山頂駐車場からいつものように登り始めた時オヤッと思ったのがこの門です。鹿やイノシシが入らないようにフェンスを張り巡らせたようです。自然のままでは「自然」を守れなくなってしまったのですね。
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