近くに寄ってみるとバイカモ(梅花藻)でした。白い梅の花に似た花がいっぱい水面に浮くように咲いています。信州の川や富士の裾野の湧き水が流れる川でしか見たことがありませんでした。冷たくきれいな水流でしか育たない草なので、この園内で見るのは意外でした。
木曽川の源流域の渓谷の美しさをを再現した場所には、高さ8mの大滝があります。深くえぐれた岩の谷底に清流が流れています。この日まで気が付かなかったのですが、この流れに揺れる水草がありました。白い花も咲いているようです。
木曽川を再現した流れをさかのぼると、木曽郡の上松町にある寝覚めの床を模した場所があります。岩場に架かった吊り橋から下流方向を見ますと、本物を知る人には多少違和感がありますが何となくそれらしい雰囲気に作りこんでいることがわかります。