石垣は築造後700年を経ているのにほころびもなくしっかり役目を果しています。
高石垣は山の上に突然現れた感じで、思ったより高く堅固に見えました。
山道の行きどまりの所に出丸駐車場があります。そこから本丸西側の高石垣を見上げることができます。
小雨の中、車1台がようやく通る山道を上って行きますと急な斜面に霧がかかり始めました。
お目当てのお酒を手に入れこちらに来た目的はほぼ満たされました。せっかくですので名酒「女城主」のルーツとなった岩村城址に向かう林道に車を進めました。
地元産米「ひだほまれ」や兵庫の「山田錦」と岐阜の名水に選出された天然水を使って仕込まれた原酒は岩村の気候条件によりこの町ならではの味を醸し出しています。
地酒を昔ながらの杜氏と蔵人たちの匠の技で造り続けていることにこだわりと誇りを持っている様子がうかがえます。
「女城主」大吟醸は全国新種鑑評会で3年連続して金賞を受賞。芳醇な味わいが各界のファンをとりこにしているようです。
店頭から酒蔵まで約100mの通路にはトロッコの線路が敷かれています。ほんの20年くらい前まで完成したお酒だけでなく原料のお米や水などの運搬に使われていたそうです。
酒蔵に通ずる通路のに面した客間です。江戸の昔より岩村の名家としても名を成していました。
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