教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

あばたー見てきました

2010年03月06日 19時33分47秒 | Weblog
 このところ毎日毎日煩悶の日々を送っています。理由はいろいろ(苦笑)。昨日は、仕事上で諸々が立て続けに起こり(トラブルというほどではないですが…)、イライラがつのるばかりの日でした。仕事帰りに思い切って、久しぶりに映画に行くことにしまして、「アバター」見てきましたよ。少しの間でしたが、物語にのめりこんで頭空っぽにできました。
 「アバター」、期待してた以上に面白かったです。私が見に行った映画館は3D未対応だったので普通の画面で見たのですが、これ3Dで見たらもっとすごいんだろうなと想像させてくれる映像美でした。スピード感・映像・迫力いずれも高レベルで、良くも悪くも、徹底的なエンターテイメント作品でした。「光」の魅せ方がとてもよかったです。自然発光にこだわっていたような気がします。
 内容は、ほかのサイトなどをご覧になったらわかることなので申し上げませんが、実もふたもなく言うと、金と力にしか判断基準のない軍人と、空や木々の間を飛び回る青い原住民との物語…(笑)。最後付近のショッキングなセリフ、「人類を裏切った気分はどうだ」が心に残り、製作側は何を言いたかったんだろうかとつい考えました。自らとは異なる容貌・価値観を「未開」「野蛮」と断じ、自らの正義と利益を絶対的な判断基準として、軍事力で相手をねじ伏せてきた某国。その態度への疑問と葛藤を暗示したかったのでしょうか。
コメント
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