教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

『保育者の専門性とは何か』目次(章節)

2013年02月08日 23時30分02秒 | 教育研究メモ

 このところ紹介しております、拙著『保育者の専門性とは何か』。ところどころネット販売も始まっているようです。10日かと思ってましたが、おりょ、どうももう買えるみたいですね。
 私が見つけたネット販売のページは以下の通り。

 7netshopping(セブンイレブン)  http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106257055
 紀伊國屋書店BookWeb  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4784517154.html
 hontoネットストア  http://honto.jp/netstore/pd-book_25502182.html
 JBOOK  http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/4534102/s/~6b19cf0ce
 livedoorBOOKS  http://books.livedoor.com/item/4959093

 amazonはまだみたい。それにしてもすごいことになってきたなぁ。

 本書は、保育者の専門性について、主に保育方法・内容の担い手としての観点から論じたものです。いわば、「保育者は現場で何をすべきか」という観点から保育者の専門性を論じたもの、と思ってもらえればわかりやすいかと。
 なお、前著『幼児教育の理論と応用』(私家版)にはあった教育原理や保育者の歴史や養成・資格などについては、後日出版予定の①に収録しています。
 目次の紹介はないみたいなので、章節段階までの目次を以下のように。


幼児教育の理論とその応用②
白石崇人『保育者の専門性とは何か』 社会評論社、2013年。

 はじめに

第1章:幼児期にどのように教育するか
 第1節:教育愛とは? ―幼児教育を行うための根本的資質
 第2節:「遊びによる保育」とは?
 第3節:「環境による保育」とは? ―環境構成
 第4節:集団保育をするには? ―クラスづくりと保育形態 

第2章:子どもの主体性を育てる
 第1節:子ども中心の保育をするには? ―子どもの主体性と保育者の意図
 第2節:子どもと関係をつくるには? ―受け止める
 第3節:子どもの主体性を認識するには? ―日誌を書く

第3章:幼児教育の計画と評価
 第1節:幼児教育をどのようにデザインするか? ―教育課程・保育案
 第2節:子どものモデルになることとは? ―保育者自身を計画する
 第3節:幼児教育をどう評価すべきか?

第4章:保育内容とは何か
 第1節:幼稚園・保育所で何を教育するのか? ―教育要領・保育指針
 第2節:保育内容の五領域とは何か?
 第3節:発達状況に応じた保育内容とは?

第5章:保育内容の領域
 第1節:保育内容「健康」とは? ―体を動かす・生活習慣を身につける
 第2節:保育内容「人間関係」とは? ―自立する・人とかかわる
 第3節:保育内容「環境」とは? ―環境を取り入れる・感覚を豊かにする
 第4節:保育内容「言葉」とは? ―言葉で表現する・伝え合う
 第5節:保育内容「表現」とは? ―自分なりに表現する・感性を豊かにする
 第6節:保育内容「養護」とは? ―教育と養護との一体的展開

第6章:保育者の専門性
 第1節:保育者は現場でどんな判断をすべきか? ―倫理観
 第2節:保育者の技術とは? ―「教育技術」論を踏まえて
 第3節:保育者が専門職であるには? ―「教師の専門職性」論を踏まえて
 第4節:保育者はどのように成長するのか? ―「反省的実践家」論を踏まえて

 おわりに

コメント
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