教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

生まれ変わるための長い道程

2010年04月20日 19時48分58秒 | Weblog
 誕生日の記事を何となく見返していて、気付いたこと。
 そういえばこのブログ、もう6年目なんですね(^_^;)。うわぁ…、24・5歳のころから書いているのかぁ。経過した時間を実感して、少し複雑だな~(苦笑)。書き始めた時期は、先日の記事でいえば「よき友や先行の巨人と交わりながら、自分を磨き始めさせてもらった20代中盤」にあたります。このブログの序盤は、間違いなく、この時期に入ったころと重なっています。
 さらに、「研究の世界の深さ・おもしろさを知り、さらに教育の仕事の魅力にも気づいた20代後半」へと続くのですが、これは2007・08年ごろ以降だと思います。科学史に片足をつっこんで(つっこまされて)以来、振り回されっぱなしだったころからすこし移行して、次第に視野が広がって研究・学習の真の楽しみがわかり始めた時期です。高校・大学の非常勤講師をつとめ、研究室や講座の後輩の研究を見るなかで、教育することの魅力にも気付いたのもこのころです。
 前回、自分の20代は「生まれ変わるための長い道程」だったと申しました。ほかのみなさんがどうかはわかりませんが、私にとっての20代はそうでした。過去記事をたどっていくと、その道程がかなり正直な形で見えてきます。最近は立場上、思ったこと全部は言えないことが多いのですが、それ以前の記事においては、かなりそのまんまの形で赤裸々に表現されています(残す価値のない記事はだいぶ削除しましたけど)。偏屈な大学院生が、迷走しながら、研究者・教育者として成長していく物語としても読めそうです(笑)。研究者・教育者(とくに後者)への成長は、まだ道半ば…というより、スタート地点に立ったばかりですけどね。
 こんなに自分の人生について明確に振り返られるなんて、6年も書き続けた価値はあったかも(笑)。それにしても、子どもの頃には日記を書くなんて3日坊主もいいところだった私が、こんなに長く書き続けているなんて、純粋に驚きです。
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