一昨年使い始めて以来、よく使うようになった「夢」という言葉。実は、高校の非常勤を終える際に、口をついて出た言葉でした。一昨年の7月、自分が教壇を離れるにあたって、将来に不安と期待をいっぱいにかかえた高校生に、何を語るか。生きることに迷いに迷っていた自分に、どこへ向かえと言い聞かせるか。夢。使い方によってはうさんくさい言葉ですが、あのとき自分が伝えたかった内容を表現するには、この言葉しか思いつきませんでした。
私は、「夢」とは、生きるための原動力だと思っています。幻のようにつかみ所がないようでいて、現実感をもって「実現したい」という意欲を生み出す理想・イメージ。誰のものでもない、自分自身のもの。でも、自分だけのためのものではなく、自分を含めた「みんな」のためのもの。
夢は、生きるためのもの。具体的であればあるほど、実現可能であればあるほど、人生にとってより有意義です。「目標」と言い換えても問題ないかもしれませんが、できるなら、自分自身のものとして、自らそのイメージへと「成る」という意味を持たせたい。そのため、私はこれを、あえて「夢」という言葉を使います。
私の夢は、「先生の先生」になること。普通教育に携わる学校教員を養成する仕事。要するに、大学の教員養成担当教員。でも、単に大学に教員として就職すれば、それで実現するものではありません。
「先生の先生」になることとは、「先生の先生」としてふさわしい生き方を目指し、実践し、具体化しつつ、生を全うすること。「先生の先生」としてふさわしい生き方とは、教師の理想的な生き方(人として、日本人として、地域社会の一員として、教育者として、学校教員として…)だと思います。そのためには、生き方を追究する、適切な授業・指導をする、生徒のモデルとなりうる人格を備えるなど、常にやっていかなくてはいけないことが山ほどあります。
今は、どのような生き方が教師としてふさわしいのか、とても知りたいです。教員史を学べば、かつて聖職(天職)的教師像、師範タイプ、教育労働者、公務員的教師像、専門職的教師像などなど、様々な理想的教師像が結ばれてきました。最近では、「市場経済人養成装置」的教師像とでも言えそうなものが結ばれていますね。どの教師像にも一長一短があります。このなかの一つをまるごと選べばよい、というような問題ではありません。ではどんな生き方がふさわしいのでしょうか。
このように、私の夢は、まだまだ具体的とは言えません。ですが、就職しただけでは実現しないことは確信しています。私の夢は、一生かけて実現していくものです。私は、夢に向けて生き、生きながら夢を実現していくのです。
今の私が伝えられることがあるとしたら、一生をかけられる夢の重要性だけかもしれません。私と関わることによって、人々が一生かけて実現していく夢を抱くことができたなら、これに勝る幸せはありません。
ま、こんな抽象的な悪文・長文では伝えられんよね~(苦笑)。
私は、「夢」とは、生きるための原動力だと思っています。幻のようにつかみ所がないようでいて、現実感をもって「実現したい」という意欲を生み出す理想・イメージ。誰のものでもない、自分自身のもの。でも、自分だけのためのものではなく、自分を含めた「みんな」のためのもの。
夢は、生きるためのもの。具体的であればあるほど、実現可能であればあるほど、人生にとってより有意義です。「目標」と言い換えても問題ないかもしれませんが、できるなら、自分自身のものとして、自らそのイメージへと「成る」という意味を持たせたい。そのため、私はこれを、あえて「夢」という言葉を使います。
私の夢は、「先生の先生」になること。普通教育に携わる学校教員を養成する仕事。要するに、大学の教員養成担当教員。でも、単に大学に教員として就職すれば、それで実現するものではありません。
「先生の先生」になることとは、「先生の先生」としてふさわしい生き方を目指し、実践し、具体化しつつ、生を全うすること。「先生の先生」としてふさわしい生き方とは、教師の理想的な生き方(人として、日本人として、地域社会の一員として、教育者として、学校教員として…)だと思います。そのためには、生き方を追究する、適切な授業・指導をする、生徒のモデルとなりうる人格を備えるなど、常にやっていかなくてはいけないことが山ほどあります。
今は、どのような生き方が教師としてふさわしいのか、とても知りたいです。教員史を学べば、かつて聖職(天職)的教師像、師範タイプ、教育労働者、公務員的教師像、専門職的教師像などなど、様々な理想的教師像が結ばれてきました。最近では、「市場経済人養成装置」的教師像とでも言えそうなものが結ばれていますね。どの教師像にも一長一短があります。このなかの一つをまるごと選べばよい、というような問題ではありません。ではどんな生き方がふさわしいのでしょうか。
このように、私の夢は、まだまだ具体的とは言えません。ですが、就職しただけでは実現しないことは確信しています。私の夢は、一生かけて実現していくものです。私は、夢に向けて生き、生きながら夢を実現していくのです。
今の私が伝えられることがあるとしたら、一生をかけられる夢の重要性だけかもしれません。私と関わることによって、人々が一生かけて実現していく夢を抱くことができたなら、これに勝る幸せはありません。
ま、こんな抽象的な悪文・長文では伝えられんよね~(苦笑)。
この文章を読んで、夢という言葉の意味を少し理解出来たと思います。
ただの文字なのに何か大きい力をもらいました。
ありがとうございます!
高校三年生とのこと、おそらく将来の進路を考えてモヤモヤとされているのでしょう。そのモヤモヤを少しでも晴らす一助となったのならば、幸甚の限りです。
「夢」とは生きるための目標であり、生きるための活力を湧き上がらせる源泉。実現へ向けた具体的な計画を立て、がんばってください。ちなみに、夢を実現させる方法として、「目標設定用紙」というのを紹介したことがあります。ご参考になれば幸いです。
↓
2008.5.31の記事http://blog.goo.ne.jp/sirtakky4170/e/db84581c14a1259cff298d0f453a6e50
2008.6.1の記事http://blog.goo.ne.jp/sirtakky4170/e/23f3c5b1b25a3692bfa80447e6627791
僕は夢がありません。
何をとってもなんでそれがしたいか理由が出てこないんです。
最終的に求めるものはなんですか?
夢を見つけたいのに見つからない、苦しいよね…
だいぶ返答が長くなってしまったので、新に記事にしました。長文ですが、もしよければ読んでみて下さい。
↓
2012.2.12の記事http://blog.goo.ne.jp/sirtakky4170/e/957b0e867f2a87bd3716dda881c297b8