教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

目 次「日本教員史」 (2012年3月時点)

2012年03月24日 23時55分55秒 | 目 次

 本ブログ「教育史研究と邦楽作曲の生活」では、私の研究領域の一つ「日本教員史」について、しばしば書いてきました。それらは、主に自分の論文についての若干の解説と、先行研究のまとめです。自分でもいつごろ書いたかだんだんわかりにくくなってきましたので、ここに整理しておきます。
 なお、戦前の教師論や教員免許制度については、よく検索されているようです。

○ 日本教員史

1.日本教員史の歴史像の整理
(1) 唐澤富太郎の日本教員史像―師範タイプの克服を目指して (2008.2.26)
(2) 石戸谷哲夫の日本教員史像―教員の社会的位置 (2008.2.29)
(3) 『小学校教師の歩み』の日本教員史像
  1) 『小学校教師の歩み』その1 (2008.3.3)
  2) 『小学校教師の歩み』その2―国家統制からの自由 (2008.3.4)
(4) 『中・高教師のあゆみ』の日本教員史像
  1) 『中・高教師のあゆみ』その1―中等教員の多様性の源流 (2008.3.31)
  2) 『中・高教師のあゆみ』その2―大正・昭和期における中等教員の意識変遷 (2008.4.7)
(5) 海原徹の明治教員史研究―日本教員史研究の実証性の向上を目指して (2008.4.10)
(6) 寺崎昌男編『教師像の展開』―近代日本における教師像の歴史的形成過程 (2010.6.7)

2.明治前期の教員史
(1) 『日本教員社会史研究』その1―明治前期教員史研究の深化 (2008.4.15)
(2) 明治10年代後半、不況期において小学校教員に求められた意識と態度 (2009.12.10)
(3) 明治20年代初頭の大日本教育会における教師論 (2011.3.28)

3.明治後期の教員史
(1) 『日本教員社会史研究』その2―リアルな明治後期教員史像 (2008.4.21)
(2) 明治後期の教育者論とErzieher概念―教員改良のための (2010.4.2)
(3) 単級教授法という教育方法―明治20年代の教職の一断面 (2008.7.31)
(4) 明治30年代初頭の鳥取県倉吉の教員たち
  1) 明治30年代初頭の鳥取県倉吉における教員の問題意識 (2010.12.20)
  2) 明治30年代初頭の鳥取県倉吉における教員集団 (2011.12.23)

4.戦前日本における教員養成と教員資格
(1) 師範学校卒教員と検定教員 (2010.8.19)
(2) 戦前日本の小学校教員養成のしくみ―笠間賢二論文を読む (2007.4.24)
(3) 戦前日本の教員免許―牧昌見『日本教員資格制度史研究』 附・免許終身制への視点 (2010.7.2)

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2 コメント

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ありがとうございます (古家貴雄)
2012-03-26 09:46:02
先生の「日本の教員史」の記事の整理本当にありがとうございます。私にはとても役立ちます。これらの記事と紹介された文献をしっかり読んで、英語教育の教員養成とどう関わるのか、共通性と特殊性を吟味していきたいと思います。出来れば一度、先生の教員史のご講義を受けたいところです。今後ともよろしくご指導ください。
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恐縮です (白石崇人)
2012-03-27 22:26:45
返事が遅くなりまして失礼しました。
若輩者へのあたたかいコメント、いつもありがとうございます。
まとめるべき先行研究はまだまだ残っていますが、挙げた文献は間違いなく日本教員史研究の重要文献です。先生の研究に少しでも参考になれば幸いです。
教科ごとに養成方針・実態等は異なるでしょうから、英語教員養成史研究の需要はあるはずです。ご研究の結実をお祈り申し上げます。

現在の担当科目に「教員史」はありませんが、もし機会が与えられたら、是非やりたいですね(先学のご期待に沿えるかは心許ないですが…)。現状では、担当科目の「教師論」に歴史的視点をできるだけ盛り込むことで、面目躍如のつもりでいます。
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