教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

我が家の正月三ヶ日の行事

2007年01月02日 23時55分55秒 | Weblog
 松山3日目。
 実家では、正月三ヶ日の毎朝・毎夕、家の各所にある神棚へ、朝はおもち+田作(にぼしみたいなもの、ほんとは田んぼの肥料らしい、ほしか、みたいなものか)+ダイコン・ニンジン(見た目が紅白になる)、夕はごはん(白米)を供えます。供えるものを見る限り、農家の伝統的な行事らしいなぁ、と思いますね。朝は日の出前に起きて供え物の準備をして、供え物を配り、灯明をあげて、柏手をついて、最後に家の門から出て日の出を拝みます。夕方は、日の出を拝まないだけで朝と同じ事をします。なお、朝夕の準備はすべて男がしなくてはなりません。正月三が日は、女性が火を使ってはいけないんだそうです。この10数年、我々家族の食事は母が火を使って作ってくれていますが、この神さまへのお供えだけはずっと父か兄か私がやっております。なお、これだけなら女性に文句を言われそうなしきたりですが、母にやらせて余計な負担をかけさせない、という理由がいつの間にかできているのが面白いところです(笑)。普段の家事は母が一手にひきうけていので、この仕事までさせるのはよくないだろう、というわけです。
 去年までの朝には私はなかなか起きられず、何年も上述の準備に関われませんでした。自分でもふがいないと思っていたし、今年は「二度寝をしない!」と心に誓ったので、がんばって日の出前に起きております。昼寝をしないと一日保ちませんが、やはり早起きすると一日が長く感じるので、いろいろなことができて大満足。昨年の年末ごろから、調子が悪かったのもあるものの二度寝が癖になってしまって不満だったので、うれしいことです。いつまで続くか心配ではありますが、「二度寝をしない!」という年始の誓いを、できる限り続けていきたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元旦 | トップ | 実家に対する不満 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事