教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

広島大学邦楽部(後輩たち)の演奏を見つけた

2011年04月30日 03時03分37秒 | 純邦楽

 なんだか眠れず、思い立ってぼんやりと邦楽動画を見ていたところ、どこかで見たことのあるステージが。
 (最初の10秒くらい映像が乱れていますが、演奏部分の映像はしっかりしてます。顔がバッチリ映っていますが、各自脳内で目線を入れてやってください笑)

湖北物語 邦楽部定期演奏会  筝、三弦、尺八による合奏

 ん…?これは東広島のアザレアホールでは… どっかで見たことのある三絃だなぁ。見たことのあるバチだなぁ…演奏している箏もなんだか見覚えがあるような… 動画のタグを見てみると、「広島」「大学」… やっぱり。あれまぁ、これは広島大学邦楽部の後輩たちの動画だったようです。楽器に見覚えがあるのは当たり前か。たぶんこれ、私らの頃から使っている部所有の共有楽器だもんね。
 演奏、大学生の演奏と思うと、めちゃうまい。よく見ると、諳譜してるし。この曲(池上眞吾作曲「湖北物語」1997年)、弾きにくい音ばっかりのめっちゃ難しい曲なのに。すげえなぁ。どんだけ練習したんだろう。。
 そういえば、学生時代だったか院生時代だったか、この曲の音源が見つからないので、うちのPCの五線譜に全部打ち込んでMIDI音源で鳴らしたなぁ。たしか、録音したMDを和室(≒部室)に贈呈したっけ。まさかこの曲を後輩たちが弾いているとは。おどろき。
 つか、演奏レベルたけえ。広大邦楽部、今こんなにレベルあがってるんだ!すごい!

 ついでに「広島大学邦楽部」で検索してみると、こんな曲も弾いていました。(3:00前後に強烈な高周波がありますので、ご注意!2分50秒くらいから3:00以降へ飛ばす推奨!)

白南風の頃に 次郎丸太鼓 with 広島大学邦楽部

 江戸信吾作曲「白南風(しらはえ)の頃に」(2007年)。次郎丸太鼓さんの演奏もすごい良い。地元の音楽集団とコラボするようにもなったのか。すごい迫力。こんなん演奏できれば、ワクワクするだろうなぁ。大学HPにも写真つきで紹介されてた。
 この部が一時期つぶれかけていたなんて、この動画を見ていると信じられなくなってくる。私は実際その中を生きていたのに。…といっても、つぶれかけていたのも、もう12・3年くらい前のことになってしまったのね。うわぁ…、軽く「遠い昔」といってもいいくらいだね。
 なお、広島大学邦楽部のHPはこちら。今年度どうなっているのかわからないけど、昨年度4月の時点で部員27名(2年~4年)だそうな。5年くらい前からご無沙汰していたので、完全に顔見知りはいなくなっているわけだ。なんだか、うれしいような、さみしいような、不思議な感じ。

 大学時代では、邦楽部の生活が全生活の半分くらいを占めていました。ですので、邦楽部をきっかけに、当時、うれしかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、つらかったことなど、今でもたくさん思い出せます。まともに思い出すと鬱々としてくるので、適度に思い出すようにしないといけませんが。くだらねぇ失敗たくさんしたなぁ。たくさんの人を傷つけたなぁ。あの頃にたくさん失敗した経験があるから、今の自分があるわけですが、あの頃やってしまったことは今ではありえないことばかり。今ではそう思えるくらい、あのころは、本当の「過去」になったのだなぁ。

 なつかしすぎて、文体が崩れてしまった。え、いつも通り?(笑)

 さあ、いいかげん寝よう。

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