教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

第1章第2節の開幕の気分―スケジュール整理

2009年06月25日 23時55分55秒 | Weblog
 マジメな記事を書くほど気力がないので、ぼんやりしてわかりにくい生活メモ。
 久しぶりの更新なのに、なんじゃこりゃぁな記事ぞね。

 さて、本年4月から始まった山陰生活第1章第1節が気分的に終わり、第2節に突入した気がします。いや、まぁ、早く忘れたいことを忘れられそうな気になってきたのかもしれません(笑)。
 4月より2ヶ月、慣れない生活のなか、何かと戸惑うことばかりの毎日。それでも少しずつ慣れてきて、いいところもたくさん見えるようになり、ここは今の自分の居場所だと思えるようになってきました。もともと強欲な自分ですから、いろいろ欲求不満もたまってきています。抑えられる欲求を抑えて、あたかも忘れたようにできれば、より生きやすくなりますね。それで、忘れたようにできそうなので、生活も1ステージ切り替えていこうと思い立ちました。切り替えられそうな精神状態にもなった、とも考えられます。
 ぼやかしすぎて意味不明の文章になりましたが、要するに、精神的に落ち着いたということです。それは、来るべき忙殺の日々に備えるためでもあります。
 来るべき忙殺の日々…その日々を引き寄せた発端は、就職初年度の忙しさにかまけて研究をおこたってはならない、という気持ちからでした。そして、1年2回学会(研究会)発表、2本論文発表を目標に計画を立てました。しかし、その後断りたくない研究の話が入ってきたり、本務の仕事をかたづけてもかたづけても一向に減らなかったり、雪だるま式に仕事量が増えていました。しかも自分自身で増やしているものもあります。気づくと、とくに今から夏休みにかけて、やたら締め切りが多い状態になっています。この状況を招いたのは、自分の計画性のなさか、見通しの甘さか。いずれにしても、「やらねばならぬ時が来た」のであります。
 さて、いつものように(笑)、やらねばならぬことを整理して、計画的にやっていくべし。以下、研究・教育関係のみ締め切り日の整理。これに「突発的に」発生する事務関係仕事あり。

 6月30日:日本教育学会発表要旨集原稿
 7月18日:教育団体史研究会(勝手に仮称)発表(於・東北大学)
      題目「1940年代末における日本教育協会・日本連合教育会」
 7月31日:某研究会の論評原稿
 8月28日・29日:日本教育学会第68回大会自由研究発表(於・東京大学)
      題目「大日本教育会単級教授法研究組合報告の内容
          ―高等師範学校編『単級学校ノ理論及実験』との比較から」
 8月31日:教育情報回路研究会の原稿
      題目「全国教育者大集会の開催背景
          ―明治20年代初頭における教育輿論形成体制をめぐる摩擦(仮)」
 8月下旬~9月上旬:実習訪問
 9月15日:学内研究発表(昨年発表したものを一般向けに?)
      題目「日清・日露戦間期における帝国教育会の公徳養成問題
          ―社会的道徳教育のための教材と教員資質」
 9月23日・24日:集中講義
 10月~:後期の授業
 10月1日:本学研究紀要原稿
      題目「小学校歴史教科書における寺子屋記述」
 10月10日・11日:教育史学会第53回大会(於・名古屋大学)※参加のみ
 11月21日・22日:中国四国教育学会第61回大会発表したい(於・島根大学)
      題目「明治後期の教育者論(仮)」

 うむむ、書き出すと、よくもまぁここまで詰め込んだもんだと思う。研究スケジュールだけなら忙しかった院生時代のようなものだけど、教育・事務関係があるだけ、よっぽど気合を入れていかないと乗り切れない。ある程度蓄積のある分もあるので、何とかなると思うけど、これ以上は絶対に増やせない。
 大学教員の仕事は、大きく分けて研究・教育・事務の3つ。上の例は、研究の部分を膨らませすぎた結果。仕事量の調整は、私のとりあえずの課題だなぁ。
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2 コメント

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申し訳ないorz (おーたに)
2009-06-27 13:09:26
すいません。お仕事初年度でしかも大変な忙殺状態のところに仕事を持って行ってしまいましたね。
よろしくお願いします
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お気になさらず (白石)
2009-06-29 08:58:50
いえいえ、お話をいただいて、私としては非常にうれしい限りです。うまく時間繰りをして、がんばりたいと思います。
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