青のコレクション -ピカソの青 モネの青-

2008年09月26日 | アート
9月23日(火・祝) 晴れ。
京都のアサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきた。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

アサヒビール大山崎山荘美術館では9月10日(水)から12月7日(日)まで
「青のコレクション -ピカソの青 モネの青-」が開催されている。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/syosai21/

アサヒビールは来年、創業120周年を迎えるそうだ。
今回は創業120周年に先立って行われる企画展で、
アサヒビールのシンボル・カラー「青」をテーマに
絵画や陶芸、染色作品を約100点紹介するというもの。

本館の山荘ではアサヒビール初代社長山本爲三郎が
蒐集した「山本コレクション」の中から企画展に合わせて
美術作品が展示されていた。
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/collection/yamamoto.html

安藤忠雄が設計した新館がメイン会場となる。
新館は天王山の環境と庭園に調和した作りでギャラリーは地下にある。
外観はこんなふうで天窓のほかは植栽されている。
屋上緑化みたいな感じ。



地下のギャラリーには通路を降りて行く。



安藤建築らしいコンクリート打ちっ放しの作り。



円形のギャラリーに入るとすぐ目の前に、
ピカソの「青の時代」の作品『肘をつく女』が展示されている。

円形の壁に沿って展示されているのはクロード・モネの作品。
モネ晩年の傑作といわれる『睡蓮』の連作がずらり。

中央に真っ白な円柱があって中に入ると
ジョルジュ・ルオーの『聖顔』が展示されている。
この円柱の真上に天窓があり日が差し込むとぱぁっと明るくなる。
光のマジックという意趣を凝らした作りが素晴らしかった。
コメント
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