Sunday Song Book #1038

2012年09月03日 | Sunday Song Book

2012年09月02日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. もう一度 / 竹内まりや "ヴァラエティ" '84 "エクスプレッションズ" '08
2. OPEN MY EYES / NAZZ '69
3. THE TRAIN KEPT A-ROLLIN' /JOHNNY BURNETTE & THE ROCK'N ROLL TRIO '56
4. I'M ONLY DREAMING / THE SMALL FACES '67
5. HOW 'BOUT US / CHAMPAIGN '81
6. THERE'S A TIME / EMIL O'CONNOR '62
7. RESCUE ME / FONTELLA BASS '65
8. 純愛ラプソディー / 竹内まりや "エクスプレッションズ" '94('08)
----------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
9月2日は2年ぶりに夏フェスに出演する達郎さん。山梨県山中湖交流プラザきららで開催される音楽イベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012」に出演。放送時間は本番前。この番組は前倒しで収録している。番組収録時は取材と原稿直しでバタバタとやってるとか。実はまた曲書きのオファーがあり、今月はまた曲書きでウンウン唸ることになりそうだと達郎さん。

・棚からひとつかみ
今日はレギュラー・プログラムで「棚からひとつかみ」。納涼リクエストの残りも併せて。

・もう一度
まりやさんの1984年のアルバム『ヴァラエティ』からのシングル・カット。

・OPEN MY EYES
トッド・ラングレン率いる4人組のロックンロール・グループ、ナッズの1969年のデビュー・シングル。当時、ラジオ局はB面のバラードばかりかけたそうだ。B面は「HELLO IT'S ME」だった。でも達郎さんはA面の「OPEN MY EYES」のほうが好きなんだとか。

・THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'
まだ暑い日が続くので暑気払いのロックンロール。ジョニー・バーネットはのちにクルーナー系のヒットを飛ばすが、もともとはメンフィス生まれのバリバリのロックンロール・シンガーだった。1956年のジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオの「THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'」は、のちにヤードバーズに取り上げられて、達郎さんの世代にはスタンダードになった。「THE TRAIN KEPT A-ROLLIN'」はもともとはタイニー・ブラッドショウというR&Bのバンド・リーダーの人の1951年の曲だったが、それをジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオはロカビリー仕立てにした。

・I'M ONLY DREAMING
スモール・フェイセスのアルバムがリイシューされた。達郎さんがスモール・フェイセスの全ナンバーの中でいちばん好きな曲が「I'M ONLY DREAMING」。

・カーステレオのスピーカーのバランス
リスナーから「カーステレオの前と後ろのスピーカーのバランスをどうされてますか?」という質問。
「僕は後ろをちょっと出して、センターの音がちょうど頭のこのへんの中心にですね、顔の前と後ろの中心に来ると気持ちいいんですが」と達郎さん。

・HOW 'BOUT US
シャンペンのファースト・アルバムが復刻された。シャンペンはシカゴのヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。彼らの1981年の最大ヒットで全米ソウル・チャート4位、全米チャート12位の「HOW 'BOUT US」。プロデュースはリオ・グラハム。曲はメンバーの作。

・OPUS ALL TIME BEST 1975 - 2012
いよいよ9月26日に3枚組のベスト・アルバムが発売される。1975年にシュガーベイブでデビューしてから37年、ソロ・デビューから35年、エレック時代からRCA/AIR、ムーン、ワーナーとレーベルを越えて全49曲をCD3枚組に収録。タイトルは『OPUS』(オーパス)。正式タイトルは『OPUS ~ALL TIME BEST 1975 - 2012~』。シュガーベイブの「ダウンタウン」から新曲のドラマ『遺留捜査』の主題歌「愛を教えて」まで全49曲を収録。パッケージはテジパック三方背パック。ジャケットはファンクラブで20年間4コマ漫画を描いてるとり・みきさんのイラスト。初回限定盤は全6曲収録のボーナス・ディスクが付いて全55曲入りで値段は据え置きの3,980円。
詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/

・シアター・ライヴ
オールタイム・ベストに関連してシネコンで山下達郎のライヴをご覧いただこうという企画「PERFORMNCE 1984 -2012」。1984年頃のライヴから最新ライヴまで取り揃えて。全国13ヶ所のシネコンで8月25日から約一週間の予定だったが、前売りの売れ行きがよく、初日、二日目と好評だったため、少し延長されて9月2日まで上映されてる。今後封切られる劇場もある。詳しくはワーナーミュージックの特設サイトで。
http://wmg.jp/tatsuro/movie.html

・ぴあ Special Issue ~山下達郎“超”大特集号~
ぴあが40周年を迎えたので一巻だけ復活されることになった。それが山下達郎超特大号となる。9月26日発売。「100の質問」もまたやるそうだ。
http://t.pia.jp/feature/tatsuro-pia/index.html

・プレゼント
『OPUS』のジャケット(とり・みきさんのイラスト)をあしらったTシャツを20名にプレゼント。S・M・L・XLとサイズを用意しているのでサイズ指定して応募してほしいとのこと。締め切りは『OPUS』の発売日頃。

・THERE'S A TIME
リスナーからのリクエスト。
エミル・オコーナーは全くバイオが不明の人。プロデューサーがテリー・メルチャー、アレンジがジャック・ニッチェ。1962年のコロムビアからのシングルのB面「THERE'S A TIME」。

・RESCUE ME
フォンテラ・バスはセントルイス生まれの黒人女性シンガー。「RESCUE ME」は彼女の代表作で1965年のR&BチャートNO.1、全米チャート4位。アート・アンサンブル・オブ・シカゴのレスター・ボウイがトランペットを吹いてるが、今回資料を調べたらレスター・ボウイの奥さんがフォンテラ・バスだった。ちなみにこの曲のドラムはモーリス・ホワイト。

・純愛ラプソディー
1994年のまりやさんのシングル。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
09月09日は、引き続きレギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする