Motoharu Radio Show #139

2013年02月06日 | Motoharu Radio Show

2013/02/05 OnAir - 1st. Week - 特集:冬は続くよ、家がいい
Steely Dan:Home at Last
Simply Red:Home
Carole King:Home Again
Biffy Clyro:Black Chandelier
Phillip Phillips:Home
佐野元春:世界は慈悲を待っている
Buffalo Springfield:On the Way Home
小田和正:my home town
BONNIE PINK:Home Sweet Home
佐野元春 and The Hobo King Band:恋しいわが家
Randy Newman:Feels Like Home
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・冬は続くよ、家がいい
「寒い日が続いています。こんな季節はやはり家にいるのがいちばんということで、特集『冬は続くよ、家がいい』。"HOME"をテーマにした曲を集めてみたいと思います。そして今夜は僕の新曲も用意してきました。これが初公開となります」と元春。

・Home at Last
スティーリー・ダンの「Home at Last」。

・Home
・Home Again
シンプリー・レッドの「Home」とキャロル・キングの「Home Again」を2曲続けて。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月2月の「3PICKS!」はビッフィ・クライロ『Opposites』、ホセ・ジェイムズ『No Begining No End』、そしてゲイリー・クラーク Jr.『Blak & Blu』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はビッフィ・クライロ『Opposites』。

・ビッフィ・クライロ
スコットランド出身のスリー・ピースのバンド。1995年に結成されて現在までに5枚のスタジオ盤を出している。そのビッフィ・クライロ、今回は20曲収録されている意欲的なアルバムを出した。2枚のディスクに分かれていて、それぞれにテーマを持ったコンセプチュアルな作品になっている。このことについてメンバーのベン・ジョンストンはこう言ってる。「今どき2枚組のアルバムというのは珍しいかもしれない。今はアルバムよりもシングル・ヒットが重視される時代。でも自分たちの音楽は万人受けする音楽というより音楽を愛する人たちのための音楽だと思ってる」と。
「ビッフィ・クライロ。全体のムードとして感じるのは力強さです。ヘヴィなサウンドに、クリエイティブな演奏とメロディ。それがこのバンドの魅力だと思います」と元春。
本国の英国ではこれまでにアルバム2枚がベスト10ヒットしている。ヴォーカルでフロントマンのサイモン・ニール以外は双子という珍しいスリー・ピース・ロック・バンド。新しいアルバム『Opposites』から「Black Chandelier」。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Home
ジョージア州出身の21歳、フィリップ・フィリップスの「Home」。彼はアメリカの人気番組「アメリカン・アイドル」というオーディション番組で優勝したシンガーのひとり。全米から歌のうまいユースたちが集まって、約半年間かけて優勝に向かって競い合い、視聴者が電話やインターネットを通じて投票しファイナリストを決めてゆく音楽番組。その第11シーズンのファイナリストがフィリップ・フィリップス。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は栃木県のNPO法人「足尾に緑を育てる会」。荒廃してしまった足尾銅山跡の自然をよみがえらせるため木を植える活動をしている団体。

・世界は慈悲を待っている
「僕の新しい曲ができました。今夜番組お聴きのみなさんに是非聴いてもらいたいと思います。この曲はまもなくリリースする僕の新しいアルバムからの曲です。仲間のコヨーテバンドと一緒に演奏しました。僕らはこの曲とっても気に入ってます。リスナーのみなさんにも気に入ってもらえるとうれしいです。では、さっそく聴いてください」と元春。
曲をかけ終えて。
「どうでしたか? 曲を聴いた感想などあれば送ってください。待ってます。いま僕とバンドはツアー中です。この後は仙台、熊本、名古屋、東京、大阪と続きます。今回のライヴでは18歳以下のユースは無料で招待しているので、僕らのリアル・ロック・ライヴ、是非体験してみてください」と元春。

・On the Way Home
バッファロー・スプリングフィールドの「On the Way Home」。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

佐野元春 : さて、最近、この僕たちの国は人々があまり外に出なくなってるという話を聞きます。その理由としてデフレが長引いている、景気がよくないので外に出てあまりお金を使いたくないということだと思います。例えば、外食ですね。ファストフード、レストラン。ここ数年、利用する人が減ってるということです。また、若い世代が以前ほど海外に出たがらないという話もよく聞きます。特に留学生の数が減ってるということ。例えば米国の名門と言われる大学ではアジアからの留学生というと中国か韓国の学生が多いということです。留学すればよいということでもないと思いますけれども、この事実はちょっと驚きました。また人々が外に出なくなってるというのは逆に家での過ごし方が上手になってきたからだ、そんなふうにいう人もいます。確かに最近ではインターネットを使えば簡単に物を買ったり映画や音楽を楽しめます。わざわざ外に行かなくてもいいじゃないかということだと思います。つまり今まで外にあったものが情報として家に集まってるので敢えて外に求める必要がなくなってきたということなのかなと思います。もちろんこれは一般的な話なので個人によって違いはあると思います。外に出たいか、家でゆっくりしたいか、みなさんはどう感じられてますか?

・my home town
・Home Sweet Home
・恋しいわが家
小田和正の「my home town」、BONNIE PINKの「Home Sweet Home」、佐野元春 and The Hobo King Bandで「恋しいわが家」。

東京のNaughtyから「僕は今26歳ですが周りに洋楽を聴く同世代の友だちがいません。洋楽を聴いてる人でも歌詞まで気にしてる人は極めて少ないのが残念。グローバリーゼーションの時代にあって洋楽の歌詞への関心が薄れてるというのは何とも不思議な現象のような気がします」というコメント。
「そうですね。なんかいってみれば中途半端な鎖国状態という感じでしょうか。僕は個人的には外へ向かうのは素敵なことだと思ってます。コスモポリタンという言葉があります。ひとつの国や民族に囚われないで世界の目で考えて生活する人ですね。国際人とか世界市民と言ってもいいと思います。僕はこのコスモポリタンという考え方が好きですね。それは人生を広く楽しむというところに繋がってゆくようなそんな気がしています」と元春。

・Feels Like Home
元春の好きなソングライターのランディ・ニューマンの「Feels Like Home」。
私は大丈夫 / そばにいてくれるあなたがいるから / あなたの存在は私にとって家のように感じるの
そんなふうに歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする