Sunday Song Book #1067

2013年03月25日 | Sunday Song Book

2013年03月24日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 不思議なピーチパイ / 竹内まりや "ラブ・ソングス" "エクスプレッションズ" '80
2. CRUEL TO BE KIND / NICK LOWE '79
3. SHO' NUFF / SLY, SLICK & WICKED '73
4. I WANNA GO HOME / DARRELL BANKS '68
5. MUSKRAT CANDLELIGHT / WILLIS ALAN RAMSEY "WILLIS ALAN RAMSEY" '76
6. I WOKE UP THIS MORNING / TEN YEARS AFTER "SSSSH" '69
7. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / LOU JOHNSON '64
8. SUNSHINE -愛の金色- / 山下達郎 "ムーングロウ" '79
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。新しい曲の次の曲にとりかかってるそうだ。ずっと曲書きでお篭りしてたから少し体重が増えたが、ウォーキングとかその他いろいろと奮闘努力のかいがあり、ほぼ元に戻ったとか。またこれから新曲の曲書きでお篭りすると体重が増えるかもしれないと達郎さん。

・リクエスト特集
先週にひき続いて今週もリクエスト特集。

・不思議なピーチパイ
「ちょっと春めいたきたので(東京の桜は金曜日に満開となった)」と達郎さん。年度末、新年度はいつもこの曲。まりやさんの「不思議なピーチパイ」。

・CRUEL TO BE KIND
番組でニック・ロウがかかるのはひじょうにめずらしい(実は3月24日が誕生日。25日という説もある)。1979年のヒット・ソングで「CRUEL TO BE KIND」。全米12位、全英も12位。
「私にとってのニック・ロウはブリンズレー・シュワルツ時代のですね、ちょっとカントリーっぽいイメージが強いので、ずいぶん明るくなったなぁ(笑)、そういうのが印象でございますが。私の友人にニック・ロウのもうとにかくフリークがいましてですね。そういうこと言いますと怒ります」と達郎さん。

・SHO' NUFF
調布市の超常連の方からエグいところをついたリクエスト。スライ、スリック&ウィッケッドの「SHO' NUFF」。オリジナル・シングルはとても高いそうだ。達郎さんの持ってるシングルはボロボロでとてもかけられる状態ではないとか。イギリスのノーザン・ソウルもののCDに収められてるので今日はCDから。スライ、スリック&ウィッケッドはいわゆるスィート・ソウルものの範疇に入るグループ。1973年の「SHO' NUFF」はシングル・オンリーの曲でPEOPLEというジェームズ・ブラウンのレーベルから出ている。プロデュースはJB。「SHO' NUFF」は「Sure Enough」のスラングだとか。

・I WANNA GO HOME
ダレル・バンクスは先日、アトランティックの1000円シリーズでかけたと達郎さん。でもシングルのB面はCD になってない。1968年のシングルのB面「I WANNA GO HOME」。「デトロイトのディープ・ソウルばりばりでございます」と達郎さん。

・MUSKRAT CANDLELIGHT
アメリカの「MUSKRAT LOVE」のオリジナルにリクエスト。アメリカが1973年に全米67位、その後1976年にキャプテン&・テニールが全米4位の大ヒットになった。オリジナルを歌ってるのは作曲者のウィリス・アラン・ラムゼイ。テキサス出身のシンガー・ソングライター。アルバムは1枚だけで、レオン・ラッセルのシェルター・レーベルから出ている。いわゆるシンガー・ソングライターのファンのあいだでは非常に人気の高いアルバム。1972年のアルバム『WILLIS ALAN RAMSEY』から、最初にレコーディングされたときは「MUSKRAT CANDLELIGHT」というタイトルだった。

・ドラマ「第二楽章」
この間、達郎さんがレコーディングしていたのはNHKのドラマ「第二楽章」の主題歌。「第二楽章」は4月16日からスタート。NHK総合で毎週火曜日午後10時、連続9回のドラマ。出演は羽田美智子さん、板谷由夏さん、谷原章介さん。主題歌のタイトルは「コンポジション」。「作曲」という意味で、クラシックの世界の話なのでこういうタイトルになったとのこと。NHKではアニメ、情報番組の主題歌があったものの、ドラマだと朝ドラ「ひまわり」の主題歌「ドリーミングガール」以来17年ぶり。リリースは今年の夏頃を予定。
http://www9.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/147077.html

・フェスティバルホール公演
リスナーから「5月3,4日のフェスティバルホールのライヴは昨年のツアー・メンバーと同じなんでしょうか?」という質問。
「全く同じです。チケット取れましたでしょうか。でも、ツアー近いうちにはじまりますので、また、そういう予定がありますので、あんまりテンパらないように。よろしくお願いいたします。私がチケットを管理しているわけじゃないので、すいません」と達郎さん。

・I WOKE UP THIS MORNING
テン・イヤーズ・アフターのアルヴィン・リーが亡くなった。ギターの早弾きで知られた人。享年68歳。1969年のアルバム『SSSSH』から「I WOKE UP THIS MORNING」。アメリカとイギリスではヒットしなかったが日本ではかなりヒットした。邦題は「夜明けのない朝」。

・(THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
バカラック作の「(THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME」のオリジナルにリクエスト。オリジナルは黒人シンガーのルー・ジョンソン。ルー・ジョンソンの1964年頃の作品はほとんどCDになってなくて、達郎さんの持ってるバカラックのコンピにはシラ・ブラックやディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンしかなかったという。

・SUNSHINE -愛の金色-
2月の中旬に奥様をなくされた方からのリクエスト。奥様はこの曲が好きだったという。「お悔やみを申しつつ最後にこの曲をお届けします。お力落としのないように」と達郎さん。1979年のアルバム『MOONGLOW』から「SUNSHINE -愛の金色-」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

03月31日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント (6)
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