Sunday Song Book #1203

2015年11月01日 | Sunday Song Book

2015年11月01日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. 世界の果てまで / 山下達郎 "オーパス" '95
2. CARRY ON / CROSBY,STILLS,NASH & YOUNG "DEJA VU" '70
3. BROWN EYED WOMAN / BILL MEDLEY '68
4. SHINE ON / JOE ENGLISH "LIGHTS IN THE WORLD" '80
5. LET'S STRAIGHTEN IT OUT / LATIMORE '74
6. OOO BABY BABY / THE MIRACLES '65
7. SO WRONG / PETE BARIN WITH THE BELMONTS '62
8. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 '99
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■内容の一部を抜粋
・近況
「実は私は今日は前倒しでございます。先週は月曜日、26日に横須賀やって。昨日、一昨日と大阪フェスティバルホール。無事に滞り無く終わってるはずでございます。お出でいただいた方、ありがとうございます。今週は博多にまいります。4日、5日、水木と福岡サンパレスでございます。こっから来週は倉敷、島根と廻ってまいります。いよいよ連チャンの公演が増えてまいりますが。今週は博多。福岡サンパレス。お出でくださるお客さま、お待ち申し上げております」と達郎さん。

・PERFORMANCE 2015-2016
山下達郎デビュー40周年。「PERFORMANCE 2015-2016」は40th Anniversaryのツアー。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・リクエスト特集
ツアーは8本終了してそろそろ落ち着いてきているが、もう一息といった感じなので、今週もリクエスト特集。

・世界の果てまで
季節柄この曲にリクエストが集まってるとか。「世界の果てまで」のシングルは1995年11月1日発売なので今年20周年ということになる。

・CARRY ON
クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤングの1970年のアルバム『DEJA VU』は700万枚売れたアルバム。その中から「CARRY ON」。「数年前、クロスビー、スティルス & ナッシュ、ニューヨークでライヴがちょうどやってまして、観る機会がございました。1曲目がこのCARRY ONでございました。いちばんお終いがTEACH YOUR CHILDREN。私、高校一年のときにホリーズのライヴを観まして。グラハム・ナッシュはその頃と全く体型が変わらないですね。声もほとんど同じですしね。私が16のときに観た人がですね、還暦になってもまだ現役でやってるという。ああいうのを観るのがうれしいので、私もグラハム・ナッシュにあやかってですね、一所懸命頑張りたいと思っております」と達郎さん。

・BROWN EYED WOMAN
ライチャス・ブラザーズのビル・メドレーの「BROWN EYED WOMAN」。1968年、全米チャート43位のスマッシュ・ヒットだが、バリー・マン、シンシア・ワイルの名作。

・事前に知ってる曲?
リスナーから「リクエストでかかる曲は達郎さんは事前に知ってる曲なのでしょうか?」という質問。
今日かかる曲は全部知ってる曲。知らない曲でも、達郎さんはレコード集めるのが趣味なので、友だちがたくさんいるから、クラシック、カントリー、あらゆる分野に人脈があるので、わからない曲は直接訊いて的確な答え、そしてレコードを借りて番組でオンエアするのだとか。ただ好き嫌いがあるので、達郎さんは'80年代の末あたり、例えばJAPANとかデュランデュランとかは他の番組でも聴けるし、ジャーニーとかエイジアとかも他でも聴けるので、じぶんの専門の'50年代、'60年代、'70年代、'80年代の初めから中期までのオールディーズ・ソングをかけるようにしているそうだ。'80年代、'90年代のヒップホップは松尾潔さんとかの専門家にリクエストしたほうがいいし、現代音楽とかフリー・ジャズは家で聴くけれど、日曜日の午後2時にかけてもしょうがないと考えてるとのこと。

・SHINE ON
ジョー・イングリッシュはニューヨーク生まれだが、縁あってポール・マッカートニーのウィングスのドラマーとヴォーカルになり、シー・レベルを経由して、'80年代に入るとじぶんのバンドを結成して何枚かアルバムを出している。その1980年のアルバム『LIGHTS IN THE WORLD』に入ってるAOR然とした曲「SHINE ON」。

・ LET'S STRAIGHTEN IT OUT
ラティモアはマイアミ・ソウルの重鎮。1974年、全米ソウル・チャートNO.1の「 LET'S STRAIGHTEN IT OUT」。

・逝ける南部人を偲んで
来週は今年に入って達郎さんの好きなサザン・ロック、サザン・ポップ、それからカントリー系の作曲家、プロデューサーの訃報が相次いで飛び込んできたので、彼らの追悼をまとめて「逝ける南部人を偲んで」と題して、ナッシュビル、アトランタあたりのソングライター、プロデューサー、シンガーの特集を計画しているそうだ。この先まだまだツアーは続くので、引き続きリクエストも募集している。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・OOO BABY BABY
ザ・ミラクルズの「OOO BABY BABY」。作詞作曲はスモーキー・ロビンソン。1965年、全米R&Bチャート5位、全米チャート16位。当時としては大ヒットではないものの、今やドラマ、映画で使われてスモーキー・ロビンソンの代表作になった名曲。「とにかくもうスモーキー・ロビンソンの歌がですね(笑)、もう超絶であります」と達郎さん。

・SO WRONG
マニアック・ツアーの開演前にかかっていたドゥーワップにリクエスト。ピート・バリン・ウィズ・ザ・ベルモンツの「SO WRONG」。ディオンのバックアップ・バンドのベルモンツが1962年に出したシングルで、リード・ヴォーカルのピート・バリンはベルモンツのブロンクスの友だちだとか。

・マスクにこだわりはありますか?
リスナーから「体調管理にマスクは必需品だと思いますが何かこだわりはありますか?」という質問。
鳥のくちばしみたいなマスクは街中でしてると怪しい人みたいなので、なるべく普通のかたちの性能のいいやつ、銀行強盗みたいな大きなものではなく、普通の四角いやつだとか。「具体的なメーカーだと、またいろいろ言われますので(笑)。普通のやつです。でもマスクは人混みだと必須なので、私とコーラスの3人はみんなマスクやっております。大変でございます。頑張ります(笑)」と達郎さん。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
1999年の「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。達郎さん自作のドゥーワップで作詞はアラン・オディ。

11月08日は「逝ける南部人を偲んで」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
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